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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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今日も雨。
そして、寒い。
次男と小走りに学校へ向かう。

数年前のこの時間には、眠くて仕方がない2歳の長男と、
ベビーカーがまだまだ必要な1歳の次男がいた。
そして、相変わらずの駐車スペース確保のための混雑。
学校終了時間の20分前には家を出ないとまず間に合わない。
3年以上経った今でもその混雑は解消されることもなく、
変わったことといえば、眠くてぐずぐず言っていた長男が
学校に通っているということだ。

学校のルールを理解できるようなるまで、あちこちでつまづき、
先生を困らせ、泣き喚きしていた長男も、
学校で一日の大半を彼らしく過ごせるようになっている。
そんな長男と、その長男を学校で支えている娘を学校に迎えに行き、
おかえり、を言う時間だ。

午後3時。

教室から出てきた子どもたちに、おかえりという。
すると、子どもたちの表情は緩む。
いいことがあった日も、そうでなかった日も、子どもたちの表情は緩む。
子どもたちの友達にあいさつするけれど、
みんな、迎えに来た自分のお母さんを探すのに一生懸命。

ああ、おかえりって褒め言葉なんだなぁと思う。
今日も1日よくがんばってきたね、っていう褒め言葉。
そして、子どもたちはその言葉を待っている。

お帰りといった後に、またすぐに友達のところに戻って
30分は帰ろうとしないのは承知の上で、
今日もまた、学校のベルがなる頃に小走りで教室に向かい、
おかえり、という。

時間も労力も無駄なようにも思えるかもしれないけれど、
ママにできるのは、このくらいなんだよ。

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4歳の息子の通うKINDY(幼稚園)で、きのうは自転車レース。
「おおぅ!ちゃりんこレースか!」
なんて口の悪いママは息子に話しかけたけれど、不思議そうな顔で
「ちゃりんこって、な~に?」
・・・そうか、これはいらない日本語かぁ・・・。

さてさて、自転車レースといっても、三輪車や自転車、キックスクーターにのって
KINDYの砂場のまわりをぐるぐる回るというもの。
順位もなく、仮装もなく、ときどき団子状態になりながらも、楽しくぐるぐる回ります。
小さなイベントながら、今回のKINDYの先生たちのこのイベントへの準備がとてもステキ。
子どもたちに自転車に乗っている絵を書かせたり、
手づくりの旗をペイントしたり、
メダル型のクッキーを子どもたちと作ったり。
毎日のセッションで子どもたちのムードを盛り上げる工夫。
親のわたしにもたくさんヒントをくれました。

一方、「みちくさ」を振り返ってみると、月に一度のセッション。
少ないようにも思えるけれど、育児をしながらだと、このペースがちょうどいい。無理もしたくない。
・・・とはいえ、1月のお祭りにむけて、すこし子どもたちにも参加できる
準備はないかとあれこれ思案中。
楽しいことはみんないっしょがいいものね。



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今日は娘の学校で読書週間最終日を飾るイベント仮装行列の日。
本に登場した人物や動物になりきって学校内を練り歩きます。

シュレック・ハリーポッター・海賊のコスチュームが並ぶ中、ギラギラしたパンクスタイルの一連が。
1年生のあるクラスです。
髪の毛はつんつん立たせ、赤や青に。
唇はみんな紫色。
子どもたちだけではなく、もちろん先生もパンクスタイルです。
去年娘の担任をしてくださっていた先生のクラスです。
去年の仮装行列の様子はこちら

衣装を忘れたり、仮装への気合が感じられない子どもたちが混じるクラスが多い中、
このクラスだけは全員しっかり準備が出来上がっています。
パンクスタイルの子どもたちは、ノリノリ。
ベロを出したり、妙な目つきでポーズをとったり。

いやいや、本当にすごい。
クラスがひとつにまとまっていること、
このイベントのために準備を重ねてきたことがよくわかります。
そして、子どもたちはみんな先生がだいすきだということも。

子どもが先生のことを好きだということはとても大切なこと。
子どもを学校に通わせる上で欠かせない条件です。

うちの娘も当時、朝教室に入るとこの先生の気を引きたくて一生懸命でした。
そして、英語が話せずクラスでも一人でいることの多かった娘に
日本語が話せることはすごいことなんだと言ってくれた先生。

だいすきな先生から受ける影響は計り知れないものですよね。
英語も日本語も好きだというようになった娘を見ていると
もう一度、このパンクスタイルの一連に娘をいれてあげたいな、
そんな風に思ってしまうのです。



昨日は、娘の学校で個人面談。
ほんの10分、大抵はほめ言葉で終わります。

・・・が。
うちの娘は、帰り支度にやたらと時間がかかります。
とっくにクラスメートは教室の外に出てきているというのに
のんびりのんびりやっています。
毎回毎回そんな調子なので、先生も少々イライラ気味なのがわかっていました。
そんなわけで、この個人面談でも

もう少し帰り支度をはやくしようね。

が話題の中心となったわけです。
よくきけば、遅いのは何も帰り支度だけではなく、何をするにもの~んびりだそう。

確かにうちにいるときもそうなんだなぁ。
私の言うことを聞いているんだか聞いていないんだか。
さっき注意したことやお願いしたことを5秒もたたないうちに忘れて
自分の世界に再び没頭してしまって、ことが全く進んでいない。

いやはや、焦り性の私の対極にいるのが、娘、6歳。

「育児は育自」よく言ったものです。



娘の学校では今、「からだにいいたべもの」を勉強しています。
どんなものが骨を作り、どんなものが虫歯や肥満を作るのか。
ピラミッド型の表が教室には飾られ、
「毎日食べたほうが良いもの」「ときどきでいいもの」「あんまり体には必要ないもの」が
見やすく掲示されています。
このプログラムの締めくくりに、今週末[Shared Lunch]なるものが企画されました。
家庭で「どんなものが体に良いのか」を考えて、一皿ずつ持ち寄っての
お昼ごはん会といったところ。

体によくて、もちろんおいしいもの

はて、何を作ろうか・・・。
なんだか私にも宿題を出されたような気分。

ひじきご飯だとか、炊き込みご飯?
食べやすい、いなり寿司って言うのも良いな。
だけど、なんせ文化が違います。
いなり寿司は「犬のウ●チ」のようだとからかわれることもあったりするわけで。
やっぱり日本といったら巻き寿司と思っている人が多いから、
そのあたりが無難かな・・・とおもいつつ、
「体によくておいしいもの、さらにできれば簡単なもの」はないかと探す日が続いています。
果たして母はこの宿題を首尾よく終わらせることができるでしょうか?


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こんにちは!
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非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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