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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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ニュージーランドのNPOには二種類の形があります。

incorporated societiesとcharitable trustsがその二つ。

前者は、趣味やスポーツサークルのように、
会に参加している人によって組織され運営されるもの。
NPOなので、もちろん営利目的に活動をすることはできませんが、
15人のメンバーがそろえば、登録が可能。
みんなで意見を出し合って、メンバーにとってよりよい活動を
行えるような、柔軟なつくりとなっています。
資産分配もわりと自由な印象です。


そして、後者のcharitable trusts。
教育、宗教、貧困といったことに携わる団体のみが登録可能。
2人以上の理事員のいる理事会の設置が必要となります。

年に一度会計監査を受ける事や、
理事会会議を定期的に開く事、
理事の責任の範疇などがDEEDと呼ばれる組織のルールに
組み込まれており、
それに基づいて組織が運営されていく事になります。
また、組織は慈善を目的としなければなりません。
解散時には、保有していた資産を他の慈善団体に譲らなければならない、
と決められています。


義務が多く、責任も大きいものなので、
前者ほど柔軟さは期待できないかもしれませんが、
圧倒的に違うのは、信用度の違いとゆるぎのなさ。
組織も2名の理事員さえいれば、存続が可能です。
政府からの援助、支援を受けやすくなるというのも異なる点でしょうか。








詳細
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Inch Japanese Picture Book Library
プレイグループみちくさ
日本語継承クラスてとて
各種イベントをひとつにまとめ、
組織化をはかり、NPOにするといいながら、
なかなかすすまなか​った。
DEED(組織のルール)作りにとても時間がかかったせいだ。

大して大きな組織ではないけ​れど、
これからこのDEEDに基づいてすべてが動いていく事もあ​って、七転八倒。
日本語で読んだとしてもよくわからないパンフレットやら
法に関する文章を読んでは

ああ、母ちゃん、もうだめだぁ~。頭から煙が出てきた~。

を繰り返した。

それも出来上がる少し手前。
NPO化をサポートしてくれる人や団体が増えたことが大きな力となった。


理事会のメンバーもほぼ決定。
力のある人たちだ。
理事会によってこれからは活動や資金についてを監督されることになる。
これはとても心強い事だ。


できれば今月、遅くとも来月にはNPOとして、
教育​関係の組織として公に認められるように、
申請したいと強く願う。





実現する事は、そう簡単なことではないでしょうが、
できれば、そう遠い話ではないことを願いつつ書いています。




ちいさな小屋で絵本を貸し出し始めてもうすぐ5年になります。
この小屋ができるまでは、我が家のリビングでの貸し出しでした。
当初は、それで十分。
十分機能していたとしょかんでした。


ですが5年。
この間に、としょかん利用者が増え、
ありがたいことに、
絵本を自分たちで選んで購入することもできるようになり、
絵本も増えました。



そこで、できればあんまり遠くはない未来に実現するのを
願っている事を書きます。


■もう少し広いスペースに、子どもたちの目線で
絵本を選ぶ事ができる図書館を作りたい。

■そして、貸し出し、返却作業を行うカウンターを
作りたい。

■お話会やミーティングを開くくらいのスペース、
絵本を季節やテーマに合わせて紹介できるようなスペースを
作りたい。

■スタッフを雇用したい。


現在のとしょかんの残高はといえば、1000ドルほど。
これまで、活動にかかわってきたボランティアさんはすべて無給。
絵本を増やし、より豊かなおやこ時間を作る事にのみ
だれもが専念してきました。

少し、環境を作る方向へ考えをむけていきたいと思うのですが、
資金がないことはとても大きな問題です。


資金作りや、建物をつくるとき?借りるとき?のアイディアなど
なんでもかまいません。
少しでも実現する日が、近くなるようなご意見があれば、
ぜひお知らせください。











にほんごえほんとしょかんinchをNPO化する。
肝心な登録する際の名称がきまらない。
LIBRARY、KIDS、CHILDRENとつくと、
活動が限定されている印象を受けるため、
できるだけ大雑把で、明快な名まえがいいのだそう。

新しい名まえの下に、
図書館部門、みちくさ部門、日本語継承クラスてとて部門、JAPANESE KIDS FESTIVAL部門をおく。



名まえにこだわってしまうのは、日本人ならではなのか、
願いや、理想を込めた名前にしたいと考えてしまう。
そうすると、なかなかいい言葉が浮かばない。


NZに根付く、
豊かに暮らす、
笑顔、
つながり、
伝える、伝わる、


そんなイメージの名まえ。

わかりやすくて、
あかるくて、
未来に向かって根を張ったり枝葉をのばしていくような
そんな名まえ。



うちの子の名前を考えたときより、なんだか難しい。


にほんごえほんとしょかんinch

登録家族数  118家族
団体登録  2団体(ファンガパラオア、ウエストひまわりプレーグループ)
郵送 1家族


みちくさ 15家族
てとて 11家族



公に認められるような団体になりたいと考え1年強。
そろそろ重い腰を上げよう。

ご縁があってNPO組織作りのアドバイスをいただけることになった。

MIGRANT ACTION TRUST


資料を読み漁っても、いっこうに霧のなかにいるようだったのが、
お話をうかがいすっきりとする。

NPO組織の中でもCARITABLE TRUSTという
カテゴリーで運営するのがいいと結論が出る。
さあ、あとは必要なものを集め、文章にまとめていく作業。

必要なものは
この団体の名まえ。
にほんごえほんとしょかんinchは「としょかん」と活動を
限定してしまうので、もうすこし自由度のあるものがいいとのこと。
日本語ならば思いつきそうだが、これがまたなかなか思い浮かばない。


そして、TRUSTEEとよばれる理事会メンバー。
この活動を少しはなれたところから監督して
舵取りをするのが仕事。
無給のボランティアである。
だから、同じような情熱を持ち、この活動を応援してくださる方がいい。
また、公正な立場に立てる人がいい。
規定は二人だが、3人はほしいところ。



この登録が済むと圧倒的に支援の幅が広がる。
お給料の確保、図書館の場所を確保することも現実的になってくるかもしれない。



まずはここまでをお祭り後に完了させよう。
あとは CARITY COMMISIONへの登録。
これができれば、寄付を下さった方が還付を受ける事が可能になる。







こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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