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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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主に5歳以下のこどもたちの健康の管理・維持のために働く大きなボランティア組織Plunket。
無料で子どもたちの身長体重などの計測、育児アドバイスなどを行っています。
そのPlunketが今週、集中的に募金活動を行っています。

実は、先週Plunketから電話が。
募金をしてほしいという内容だとすっかり思い込み、「もちろんよろこんで!」なんて答えたわたし。
この間の日曜日にPlunket事務所の方が寄付集めセットをもってやってきたときには、
情けないやら、こりゃまいったなぁ~トホホ~なんて、自分の英語力を責めたものです。
けれど、ニュージーランドにやってきてすぐに妊娠・出産をしたときにたくさん助けてもらったわたしが、
それを断る理由などあるはずもなく、寄付活動のお願いをして回ることになりました。

アジア人がつたない英語でやってきてなにやらお願いしている姿。
きっと異様に見えたことでしょう。
IDカードを見せて、納得してもらうことも多かったなぁ。
決められた地域約60軒をまわり、うれしい思いも、いやな思いもたくさんしました。

最後に訪れたお宅でのこと。
実は、一度伺ったのですが留守番のお兄ちゃんだけで、お金がないから
もう一度来てほしいといわれたお宅でした。
社交辞令かもなぁ~なんて思いつつも、ドアをノック。
すると、お父さんが「待ってたよ!」と寄付をしてくださいました。
「アジア人のお母さんが、来るとはビックリだね。
こどもが3人じゃ、たいへんだろう?」
と、すてきな笑顔。疲れも吹き飛びます。
本当は望んでこのボランティアをやったわけではなかったことなどを伝えると、
「あなたが、今回のボランティアで得た思いはめぐるものだよ。」
と言われました。

訪れた先で、以前このボランティアをやったことがあるというお母さんも数名。
本当に大変だったのよ、といいながら、笑顔でご寄付をくださいました。
そうしたどのお母さんもお子さんをお持ちでしたが、
Plunketの支援の必要がない世代に成長していました。

最後に訪ねたお宅のお父さんの言葉。
すこし分かったような、そんな気がしています。



Plunketホームページ
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次回の『からすのパン屋さん』になろう!をテーマにした
出張図書館とみちくさ。

おかげさまで定員となりました。
パン生地や工作準備の事情と、子どもたちの安全を守るため、
以降のお申し込みは受け付けることができません。
次回にまたご参加ください。

●参加お申し込みくださった方へ●
当日エプロン(なければ不要)をおもちください。
コック帽とエプロン!きっとかわいい姿が見られますよ。

からすのパンやさん
からすのパンやさん



かこさとしさんの『からすのパン屋さん』という作品があります。
ご存知の方も多いはず。
この作品を、次回のみちくさではお話といっしょに、
パン作りと、オリジナルのパン屋さんの帽子作りでまるごと楽しみます!
ぜひご参加くださいね。

今回はいつもの流れと違います。
みちくさへ参加をご希望の皆さんは、10:00までに会場へ!



とき 10月20日(土)10:00~12:00
場所 Meadwood Community House(小部屋)
      (Upper Hourbor Highway 降り口が最寄となります。)

TIME TABLE 10:10 歌「みちくさしよう」
      10:15 おはなし『からすのパン屋さん』
      10:25 パン作り開始!!
      10:40 モーニングティー
      11:00~オリジナル帽子作りなど

参加費 1家族2ドル+子どもの数×1ドル
    (当日受付でお支払いください)
持ち物 おなかがすく時間ですので、果物を1つお持ちください。
    スタッフが切り分けて、モーニングティーとなります。

 参加お申し込みは・・・ 

 inchlibrary@yahoo.co.jp まで(定員に成り次第締め切ります)




ガンピーさんのふなあそび
ガンピーさんのふなあそび


ポンチ6号で、ゆきなさんが、ご紹介くださった作品、
『ガンピーさんのふなあそび』ジョン・バーニンガム作。
inchのスタッフさんも、inchの本棚に並ぶ絵本の紹介で取上げようと思っていたそう。
けれどわたしは、淡い感じの絵が好みでなかったので、
一度も彼の作品を手にすることはありませんでした。

ポンチを作りながら何度となく開いたこの作品の全体に流れる優しい空気は、
わたしにはすこしくすぐったかったけれど、
子どもたちは、「船がしずむぅ~!!!」なんてハラハラドキドキしながら、
この作品を楽しんでいた。
自分の好みだけで本を与えちゃイカンなぁ~、もっと絵本を知らなくちゃと反省。

inchに並ぶ彼の作品を一通り読んでみる。
そして、同作者の作品『おじいちゃん』に出会う。
最後のシーンの訪れの唐突さ。
死がどんなに近くにあっても、わたしたちは無邪気なもの。
私の娘が2歳のときに亡くなった父と、娘の姿が重なって忘れられない作品となりそう。



にほんごえほんとしょかんinchの開館日のお知らせです。

■スタッフ宅(inchlibrary@yahoo.co.jpまでお問い合わせください)
 毎週火曜日 10:00~12:00

■出張図書館
 とき 10月20日(土) 10:00~12:00
 場所 MEADOWOOD COMMUNITY HOUSE
(UPPER HOUBOR HIGHWAY が最寄のモーターウェイ降り口)
 テーマ 「『からすのパン屋さん』になろう!」
       パン作りと簡単な工作を楽しみます!
 参加費  1家族2ドル + 子どもの数×1ドル
      (本の利用とおはなし会への参加のみの場合は無料です)

 参加お申し込み・お問い合わせは・・・
  inchlibrary@yahoo.co.jp


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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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