くつ、ちゃんとあるの？

学校に迎えにいくと、必ず聞こえてくる親子の会話があります。

「くつ、ちゃんとあるの？」

「バックの中だよ。」

ニュージーランドのこどもたちは、とにかくはだしが大好き。お迎えに行くと、ぺたぺたはだしで教室から出てくるこどもが結構います。朝、登校したときに履いていた靴をちゃんと持っているのか、お母さんたちは確認するわけです。
　
　芝の上をはだしで歩いたり走ったり。私も子供のころ、やっていたっけ。とっても気持ちがいいんですよね。だけど、ニュージーのこどもたちはぺたぺた行きます、どこまでも。アスファルトの上、土の上、水の中。はたまたハンバーガーショップにスーパーの中。ぺた、ぺた、ぺた。
　買い物中、はだしの娘の足元を見ながら「意外にきもちいいのかも・・・」と思っていたら、大きな足が、ずん、ずん、ずん。娘の横を通り抜けたのは、さっきそこの道で交通整理をしていたおじさん。
　…はだしでした。

どうして、inch?

去年の暮れに覚悟を決めて、ニュージーランド　にほんご　えほん　としょかんinch の活動を始めて、早いもので4ヶ月が経とうとしています。その間、たくさんのステキな方々に出会うことができました。アドバイスをいただいたり、不安なときはぐっと背中を押してもらったり。感謝、感謝の毎日です。

そんな中、よく聞かれるこの質問。

「どうして、inch？」

ご存知のようにinchは長さの単位の一つです。「わずかな長さ、数量」の意味も。実は、さらにこんな意味もあるんです。「少しずつ慎重に動く、進む」

　小さくてもいいから、みんなにかわいがられる図書館を作りたい。
　小さな活動だけれど、毎日ちょっとずつ前進していきたい。

これが、私の答えです。大雑把な私にとって「慎重に」というのはとても難しいけれど、自分への課題だと思っています。

この4ヶ月間としょかんinchの成長はinchではありませんでした。びっくりするくらいの大成長。みなさん、本当にありがとう！

しおりにしてね

　
　inchへの、ご寄付のお願いのためのしおりがた広告です。少しでも、皆さんの印象に残るように、と考えて作りました。
さて、その効果のほどは・・・？

Just Arrived!!

届きました！！
日本からの本、第一号です。現在ご活躍中の作家、竹内　真（まこと）さんから、ご自身の著書である「オアシス～不思議な犬と少年の日々～」を寄贈していただきました。絵本ではありませんが、inchを応援するために贈ってくださいました。
　
　竹内さんとは、何度かメールなどでお話したのですが、気さくであったかい感じのする方だという印象。こうして荷が届き、直筆のお手紙を拝見すると、不思議なものですね、さらに竹内さんの魅力を知ることがきたような気がしました。それを言葉にするのは難しいけれど。
　
　「幸せな図書館になりますように・・・。」彼からのメッセージです。

幸せな図書館・・・inchの理想の姿です。 私もがんばります！皆さんの応援、よろしくおねがいします。

Jolly Jump!

背中に、何本かひもが出ているのが見えますか？この赤ちゃん(８ヶ月）、天井から少し太めのゴムひもでつるされているんです。

お母さんが、ひもが外れないようにしっかり固定して、「Ｇｏ！」と声をかけると・・・・最近ますますたくましくなってきた足を思いっきりつかって、ジャンプ始めました！
ゴムの力を使って、びょんびょん縄跳びでもしているみたい。赤ちゃんも声を上げて、大興奮！

相当の運動量になるらしく、数分後にはご覧のとおり、じ～っ・・・。

しばらくじっとしているので、すかさずお母さんが「Ｇｏ！」
そして、じ～っ。そして、もう一度、「Ｇｏ！」

見ているほうも、楽しくなってしまうこの遊具。Jolly Jumpといいます。「楽しいジャンプ」とでも訳されるのでしょうか。日本でも、使っている家庭があるかもしれませんね。
「上の息子も、これ大好きだったのよ～」とお母さん。「足が鍛えられて、いいかもね～」なんてお話している間、赤ちゃんは（こっそり！？）休憩中。