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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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「はぁ~、よかったぁ!」

これが三びきのこぶたの紙芝居を読んだあとの子どもたちの言葉。
読み始める前には
「知ってる!最後のブタが作ったうちは強くてね、
みんな助かるんだよ!!!」
と話してくれた男の子もいたし、
「知ってるしってる!オオカミのおしり、あちちってなっちゃうの!」
って、いう子もいた。
そう、だれもが知っているお話。

それがお話をしているうちに、子どもたちの肩は上がり、
口元を手で覆う子どもも出てきた。
そして、文頭の言葉。

1~4歳の子どもたち。
反応はとても豊かで、家庭でたくさん絵本を読んでもらっていることが伺える。
こういう子どもたちと出会ってしまったら、
もっともっと、お話しするのがたのしくなってしまう。


たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)たべたのだあれ (どうぶつあれあれえほん)
五味 太郎

by G-Tools



『三びきのこぶた』脚本:川崎大治 絵:福田岩緒

ふくろにいれられたおとこのこふくろにいれられたおとこのこ
堀内 誠一

by G-Tools



2作品も、ハラハラドキドキする作品を並べると、子どもはくたくた。
お話の世界に入る、という意味がわかった日でした。







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毎週月曜日はinchの開館日。
少しわたしにゆとりが出てきたこと、
息子たちがお話をお友達と聞けるようになってきたことで
この2回の開館日でちいさなおはなし会にチャレンジ。
とはいえ、こどもが集まってきたとき、退屈そうにしているとき、
というような時にやっただけで、けして準備万端ではない。

それでも、得るものは大きい。
なんといっても必要な経験が手に入る。

こどもたちの理解しやすい問いかけの仕方、
こどもたちのよろこぶ場面。
子どもたちの好きな本。
そして、私らしい読み方。
どんなことでも勉強になる。
もちろん、自分の子どもたちにお話を読むけれど、
普段余り交流のない子どもたちにお話するというのは
やはりちょっと違うように思う。


いたって気まぐれなものだけれど、今後のヒントになればと思って
記録して行こうと思う。



■4月14日(月)こども3人■
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
なかがわ りえこ おおむら ゆりこ
4834000826


どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)
わたなべ しげお おおとも やすお
4834007685


「ぐりとぐらに登場する卵ってどんな大きさだと思う?」
問いかけに答えたこどもたちの体で表現した卵の大きかったこと!



■4月21日(月)こども4人■
めっきらもっきらどおんどん (こどものとも傑作集)
長谷川 摂子
4834010171

どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)
わたなべ しげお おおとも やすお
4834007685

だあれだ (絵本・いつでもいっしょ)
まつおか たつひで
4591093697



どの作品を読もうか?というとある男の子が選んでもってきたのは
「めっきらもっきらどおんどん」
実はこの本をいっしょに読むのは2度目のこと。
彼のだいすきな作品のよう。

「どうすればいいのかな?」は、わたしもだいすきな絵本。
そして、子どもたちの語彙のふくらみに驚かされます。
ズボンやくつは「はく」
帽子は「かぶる」シャツは「着る」
この動詞の変化、結構難しいと思うんだどなぁ。
でもこどもたちはひょいひょい語彙を吸収していきます。

こんにちは!
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非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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