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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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ほしいけれど、使ってみたいけれど、なんだか贅沢なような気がして、
なかなか買うことのできないキッチン用品ってありませんか?

圧力鍋
フードプロセッサー
ミキサー
ホームベーカリー
片手でもって、卵白の泡立てに使う自動泡だて機(っていうんだっけ?)

手作業に勝るものはないのだと、妙な確信をもっていた。
だから、なんどパンが膨らまなくたって、ひたすら生地と格闘。
なんど豆腐作りの過程で大豆を細かくすりつぶさなくては
いけなくたって、すり鉢でご~りごり。

けれど、たいせつなすり鉢がとうとう壊れ、
1日一本のビールをやめて、買ってみることにした。
フードプロセッサー。


い・・・いやぁ、すごいんだわこれが。今更ながら。
何でもできるような気分になってくる。
パンの生地も、ハッシュドブラウンポテトのためのお芋の千切りもあっという間。
子どもたちと一緒に
「うお~っ!すごいすごい!」
と歓声を上げながら、スイッチを入れたり切ったり。
野菜を切るだけかと思ったら、パン生地だの、卵白のあわ立てだの
チーズをおろすだの、なんだかすごいぞ。

料理上手になったような気がしているけれど、気がつけばやりたかったのは
豆腐のための大豆のすりつぶし。
フードプロセッサーをつかった料理のレシピなんてよくしらない。
そんなわけで、現在立ち往生。
やっぱり、贅沢な買い物だったのかなぁ~?
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三びきのやぎのがらがらどん―アスビョルンセンとモーの北欧民話

ご存知の方も多い『三びきのやぎのがらがらどん』という作品。
おいしい草をたべるため、やぎたちはトロルという魔物がすむ危険な橋を渡らなければなりません。
それでも、3匹のやぎたちが賢く、そして強いのが気持ちのいい作品。

うちの子どもたちは、ヤギたちが音を立てながら、危険な橋をわたるとき
いちばんドキドキするみたい。

トロルはぐりぐり目玉をもっていて、ひかきぼうのような鼻を持っているそう。
子どもたちの頭の中でいったいどんなトロルが出来上がっているのでしょう。

そんなわけで、作ってみました。
トロルです・・・・・!?




実は11月18日に開催されるJAPAN DAYというお祭りの
オブジェになりはしないかと作っているんです。
疲れたら、これをかぶって休憩もできそうだし。

これからたっぷりトロルに紙テープや荷造り用の紐をつかって
もうすこしばさばさの髪の毛にしたいところ。
そして、ぐりぐりめだまと大きな鼻。
「ひかきぼうのような鼻」とは一体どんなもの?
まだまだ工夫がいりそうですな。




参考図書:『いっしょにつくろう 絵本の世界をひろげる手づくりおもちゃ』


我が家の庭に建つ、えほんとしょかんinch。
小さなそのスペースの中には、本だけではなく、すてきな絵も飾られています。
今日はそのうちの1つをご紹介したいと思います。

お送りくださったのは、くしやまたかしさん。
思わずこちらまで笑顔になってしまうような、笑顔いっぱいの作品を、
多数描かれています。
笑顔の輪が広がるようにと作品作りをされているそうです。



(晴れた日、雨の日、曇りの日と、
何度も撮影してみたけれど、うまく撮ることができません。
ぜひ直接ご覧いただければと思います。)


そして、先日、メッセージをいただきました。

~ニュージーランドの子供たちへ~

 たくさん笑って、いっぱい遊んで、毎日を元気に素直に精一杯過ごして下さい。
 それがあなた達がやるべき、一番大きな事です。
 そしてその天使のような笑顔をずっとずっと持ち続けて下さい。
 僕たちはそんなあなた達をとても誇りに、愛おしく思います。
 ニッコリ笑顔の天使は、あなたたちそのものです。
 満面の笑みのあなたに今日も会えて嬉しいです。
 いつもありがとうございます。


あたたかい絵とメッセージ。
ありがとうございました。
大事に大事に、飾らせていただきますね。
そして、inchの成長を見守っていただければと思います。

普段の土日休みに加えて、月曜日はLABOUR DAY(日本でいう「勤労感謝の日」)。
そんなわけで、3連休です。

土曜日は出張図書館とみちくさ
あとの二日はどこへ行くでもなく、家の修理や整理整頓、そして今年も味噌作り。
子どもたちは、庭と裏の空き地でお花摘み。


(売れたはずの裏の土地。おうちがなかなか建たないので、
雑草だらけ。大人の背丈以上の草が茂っているところも。
子どもたちにはちょうどいい遊び場。)

去年は8キロ作って、あっという間に消費してしまったので
今年はその3倍量にチャレンジしようと計画中ですが、これがまた
大きい鍋があるでもなく、圧力鍋があるでもないので
ぐんぐん作業が進むわけではありません。
数回に分けて作ることにして、一カ月がかりの作業。
その第一回目です。

6時間、お豆をぐつぐつ煮て、それをつぶし、麹と混ぜて、樽(・・・という名のゴミ箱)につめる。
意外と簡単な作業ながら、気がつけば二の腕がかなりの筋肉痛。
怠けきった体を実感・・・というか、知らないふりをしていただけですが、
ちょっと運動でもしようかな・・・そんな気持ちになった3連休となりました。



味噌は10ヶ月後には食べられるとか。
昨年私の味噌をほめてくださった皆さん、おたのしみに。

からすのパンやさん
からすのパンやさん


今日は、絵本『からすのパンやさん』をまるごとたのしんでみよう!という企画。

まずは、みちくさのテーマソング「みちくさしよう」をうたって
お話のはじまりです。

とんとんとんとんひげじいさん(手遊び)
『からすのパンやさん』

この『からすのパンやさん』。なにが楽しいかって、やっぱりあのページ。
からすの子どもたちが作り出したたのしいパンが、
二ページにわたってびっしりと描かれているところ。
細かな絵だから、よけいにどんなパンがあるのか知りたくなって
じっくり見てしまうところですよね。
次にパン作りが待っていることを知っている子どもたちは
楽しそうにページを眺めていました。


そして、パン作りへ。
からすがかぶっているようなコック帽をいただいたので、子どもたちへ配布。
「楽しくておいしいパンを作るぞぉ~!」
気分はもう、パン屋さんです。

あらかじめこねておいた生地を形成して、
レーズン、アプリコット、チェリーなどでかざりつけ。


「ぎゅっと押し込まないと、すぐに取れちゃうよ。」


ちょき、ちょき。はりねずみさんかな?


さあ、二次発酵!
パンがぷくっと膨れてくるまでの間、こどもたちはモーニングティー。


いろいろな形になりました。力作ぞろいだ!!


後半は、お話をもう1つ。

いっぽんばし にほんばし(手遊び)
『だるまちゃんとてんぐちゃん』 かこさとし 作
だるまちゃんとてんぐちゃん

日本で保育士さんを10年やってこられたという、お姉さんが本を読んでくださいました。
この作品は、文字数は少ないものの、『からすのパンやさん』と同様に
挿絵の描きこみが多く、細部まで楽しめる作品です。
子どもたちの反応を見ながら、ゆっくり読んでいく姿勢、ゆとり。
勉強になりました。


知らない言葉がでてきても、さりげなく子どもたちに伝えてくれました。
指を差したり、言い換えたり。ちいさなこどもたちも
作品に親しめる工夫があちこちにありました。


そして、さっき配った帽子をオリジナルに変身させる工作です。
用意したのは、羽、紙テープ、シール、クレヨン。
年齢によって、作り出すものが全く違います。
参加者の年齢層が広いみちくさでは、この違いを見るのもおもしろいところ。
帽子全体でくまの顔を表現する子、帽子の一部に細かくイラストを描くこども。
まっしろだった帽子が大変身しました。どれも、かっこいい!




そんなこんなで、パンも出来上がり。
けれど、もうちょっとがんばろう。
からすパンやさんもお店をお掃除していました。
みんなで会場をすばやく掃除して・・・
ようやくパンとご対面!


あつあつのパンとパチリ。「おいしそぉ~!!」

あんまりかわいいパンばかりで、食べるのがもったいないのでは?
と思ったのは、ママたちだけだったよう。
あっという間に子どもたちはパクパク。
写真を撮る余裕すらなかったお母さんも多かったのでは?



そして、解散となりました。




扱いやすいパン生地、そして卵を使わないものをという難題を出したにも関わらず、
早起きして、おいしい生地を作ってきてくれたスタッフさん、ボランティアのお母さん。
さらには、パンのつやは砂糖水で出しましょう!というアイディアも持ってきてくださいました。
本当にありがとう。
アレルギーを理由に参加を断ることをせず、この企画をみんなで楽しめたこと、
本当に嬉しく思います。そして、心から感謝します。


次回はかざぐるまをつくります。
風をテーマにあそんでみよう!


■おしらせ■
11月18日(土)JAPAN DAYににほんごえほんとしょかんinchも
「スーパーボールすくい」で出店します!
また、今回パン作りの際に材料を提供してくださったラーメン宝も出店予定!

会場にお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。

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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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