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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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陶器の食器はシンプルなものが好きです。
うちのは、ほとんどが白い食器。
食べ物がなんとな~~くおいしそうに見えるから。
だけど、プラスチックとなると楽しいものが断然好きです。

ところが、ニュージーランドは、プラスチック製品がとても高いんです。
2ドルショップ(日本の100円ショップのようなもの)でも、
ちゃっかり、3ドル以上の値段がついていたりするんです。
しかも、日本で売られているものと比較すると、品質は落ちるような気がします。
だから、日本で100円ショップでやっていたような、衝動買いが減りました。

・・・が。




こういうのには、弱いんだなぁ。
持ち手だって、なんだか粗雑なのに、こんなふうにプリントされちゃうと
どうにも・・・ね。
子どものために・・・なんていいながら。



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5月の開館日程です。

●スタッフ宅 場所の詳細は inchlibrary@yahoo.co.jp まで)
毎週火曜日 10:00~12:00 

●出張としょかん (Meadowood Community House)
19日 10:00~12:00
  10:15頃からお話会が始まります。

ぜひご利用ください。
また、出張としょかんと同時に開催されます、あそびグループ「みちくさ」の
活動内容に関しましては、後日改めて。

ずっとずっとやりたかったことに、天然酵母で作るパン作りがありました。
食物、たとえばレーズンだとか、ヨーグルト、りんごなどの食物から酵母を育てて
そのチカラでパンを焼くというもの。
ドライイーストを使うことなく、食物の持つ力だけで。

もともと小麦粉をいじることがだいすきで、焼き菓子をよく作ります。
日本にいた頃は、ちいさな電子レンジについたオーブン機能を使って
ちいさくちいさく作っていましたが、
(天井が低くてあんまりおおきなものが焼けませんでした)
今は目の前におおきなオーブンがあるんだもの、
当然のようにオーブンで作る食べ物への思いがつのってきたわけです。

もちろんイーストを使ってなんどかパンも作りましたが、天然酵母はまた、違っていいんです。
なんというのか、菌が育っていく様子をながめているだけでも、なんだか、ゆかい。
初心者はレーズンを使って菌を育てたほうがいいようですが、
オイルコーティングされていないものがみつからず、
リンゴでの挑戦です。

おいしいパンができるまで、まだまだ少なくとも10日はかかります。
こののんびりした感じ、のんびり育っているものを見つめている感じ。
今の私にちょうどいい、気持ちのよさをくれています。


こんな作り方でいいのか、ちょっと不安ですが
発酵が進んでいる合図の小さな気泡があがってきています。




江國香織さんのエッセイ集『泣く大人』(角川文庫)を読んでいてはっとした。

やれば片づくことが好きだ。
食器洗いとか、洗濯とか、靴磨きだとか、ボタンつけとか。
きまった手順をちゃんちゃんとこなせば、きちんとおわる。
「完璧だ」と思える。これは、精神衛生上、とてもいい。
こういうささやかな労働は、私の生活のなかのちょっとした「命の洗濯」だと思う。


という記述。
そういえば、わたしもそうだった。食器洗いが大好きだった。
小学校のころからずうっと。一人暮らしのときも。
けれど、ニュージーランドに来てからはすっかりかわってしまった。
子どもが増えて、洗う食器の量が増えたからじゃない。
子育てに追われて、食器を洗っている暇がなくなったからじゃない。
(そりゃ、もちろん三人目の子どもができたばかりの頃は、
この作業がうらめしくおもえたこともあったけれど)
むしろ、やりかけのことが多くあるからこそ
食器洗いのような「命の洗濯」が本当は必要だというのに。




その理由は、写真のとおり、ニュージーランドのちいさなシンクにある。
一般的な住宅に備え付けられているシンクを見ても、
住宅建材の売り場をのぞいてみてもちいさいのだ。
35センチ×40センチがいいところ。
これじゃあ、鍋もジャブジャブ洗えないし、三角コーナー用の生ゴミをおいて
食器に集めたちいさなゴミをとんとん、とすることもできない。
たいしたことないようなことだけれど、わたしにもとっても大事な作業だったように思う。







私の暮らすNorth ShoreCity から30分ほど北へ車を走らせたところの
Whangaparaoa という海のきれいな町からも優しい日本語が聞こえてきました。

地域の公共図書館の児童書や絵本を扱うコーナーの一角をかりてのお話会です。
新しい図書館でとても広々とした空間のなかでのおはなし会。
始まったばかりとのことですが、いやいや、かなり堂に入ったもの。
とても勉強させていただきました。
本を読んでくれたお母さんお二人はどこから見ても保育系のお仕事をされていたような
雰囲気をお持ちで、終始ニコニコ。私のようにいや~な汗などかいていません。
子どもたちもリラックスした雰囲気で、一緒に参加していた
お父さん、お母さんからも笑顔がこぼれます。

お近くにお住まいの方は、ぜひどうぞ。

日時  毎週月曜日 10:30~
場所  Whangaparaoa Library(ショッピングセンター敷地内)


いつかはははじめたいと思っていた、としょかんinchの団体かしだし。
こうした、少し距離のあるところにお住まいのお話会のグループと
うまく連携していきたいものです。
早くその形作りをしていかなければ。


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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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