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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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 酪農国、ニュージーランド。
 牛乳にチーズにアイスクリーム。その種類はかなりのものです。家計とも相談しなくてはなりませんが、なんとか全部味見してみたいところです。

 さて、子どもたちだけではなく、大人も大好きアイスクリーム。ホームパーティーの締めに、アイスクリームとバーベキューコンロでお酒とともに蒸し焼きにした果物を添えて食べたりすることも。
 2リットル入りで、200円くらいから。日本のように、小さな紙カップに入っていることは少なく、たいてい、どーんとリットル単位で売っています。味はもちろん、おいしいですよ♪
 
 「お好きなだけ、お好きなように。」

 そんな風にいわれているような気がしてしまう、スーパーの一角があります。アイスをのせるコーンやトッピング、シロップを集めた売り場です。種類も豊富、そしてカラフルです。「最もおいしい組み合わせは、どれだ?」なんて、子どもたちとアイス研究をするのも楽しいですよ。

 写真のアイスクリームは、先日友人がすすめてくれたもの。ミルクの味が濃く、大人向きのアイスクリームでした。皆さんのおすすめは何でしょうか?

 こんな、ニュージーランドのアイスクリーム事情。
「お好きなだけ、お好きなように。」これは、自分をコントロールする能力があるかどうか問われていることは、いうまでもありません。
 うちですか?まだまだ、家族全員、修行が足りないようです。
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 「ニュージーランドは人の数より羊の数が多い」これは、有名な話です。

 私が暮らす町から30分も車を走らせれば、ニュージーランドらしい風景が広がります。見渡す限りの牧草地帯に、たくさんの羊や馬、牛、ヤギ。数ヶ月前には出産ラッシュだったこともあり、たくさんの赤ちゃんを目前で見ることができました。
 
 子どもたちも、動物たちを見つけるたびに「モーモーだ!!」「かわいいね~」「動物園だ!!」なんて言っていたものですが、これまた見慣れてくると、たいした反応を示さなくなってきて、牛を見てテンションをあげているのはわたし(某大学畜産科志望でしたが、二度ほど断られました。)一人・・・ということも増えてきていました。

 さて、先日も友人宅への道のり、たまには違った道を開拓してみようと運転していたときでした。なんとも珍しい、「ラマ」が!しかも、結構たくさん!らくだの仲間だそうですがこぶはなく、走ると結構早いんですよ。
 
 車を止めて、柵に近づくと一頭のラマがやってきました。しかも、とってもフレンドリー。
しまいきれないからなのか、それともあいさつしているつもりなのか。このラマさん、唇を上下させ、前歯を出したり引っ込めたり。気がつくと、こどもたちもわたしも、自然に前歯を出してラマを見つめていたのでした・・・。



 「イースターバニーが来たっ!!」

普段、帰り支度に手間取ってなかなか教室から出てこない娘が、めずらしく早くできたと思ったら、このせりふ。どうやら、今度は学校にやってきたようです。イースターバニー。

 ことの始まりは、朝。登校してきた子どもたちは、校庭に、たくさんの大きな足跡を見つけました。しかも、それはこどもたちの教室に向かっています。
 「もしかして?もしかして?」
はやる気持ちを抑えながら(ほとんどみんな走り出していたけれど)教室に入ると・・・・!!なんと、かごいっぱいの卵形のチョコレートが目に入ってきました。もう、こどもたちの興奮はとまりません。
 「どこだ?どこだ?」
今度はイースターバニーを探し始めました。教室の中、校庭の草陰、すべりだいの下。でも見つかりません。そして、そんな子どもたちをよそに授業スタートのベルが鳴ったのでした。

 帰りに娘が持って帰ってきたのが写真の工作。箱型で中にはチョコレートとペイントしたゆで卵が入っていました。授業中にイースターバニーが実際にやってきて、この箱にチョコレートを入れてくれたのだとか。

 まだまだ、興奮し続けているこどもたち。学校から出る前にもう一度イースターバニーはいないかと、探し出しました。
「あっちの教室の裏は?」
「いなかった!そっちは?」
とさながら、何かの捜索隊のよう。

 「もうきっと帰っちゃったんだよ。そろそろうちに帰ろうね。」
と子どもたちをなだめながらも、バニーに会いたくて最後まであきらめきれずキョロキョロしていた、わたしなのでした。

 明日から、ほとんどの学校がお休みに入ります。ちょっと短く約二週間です。

 スクールホリデーに入ると、「ああ、移民の国だな~」と実感させられます。というのも、休みを利用して自国に帰るお友達が多いから。なかなか普段会えない故郷のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに、また、友達に会いに、みんなうれしそうに帰っていくのです。
 休みが長ければ長いほど、帰る人数も多くなりその期間も長くなります。年に一度から二度、という家族が多いかもしれません。
 
 見送ることの多い我が家は、いつもホリデーになると、わくわくするというよりは、逆になんだか寂しくなってしまいます。
 「せっかくのお休みなのに、大好きな友達がいない・・・。」
という、娘の独り言が増えるからでしょう。

 今回のホリデーも帰国されるお友達がいます。韓国人の女の子と、台湾人の男の子。そして日本人のお友達。

 「いってらっしゃい。帰ってくるのを楽しみに待ってるよ。」
って言えるかな? 



 バーの入り口です。普段子どもが入る機会のない場所です。

 大人だけのパーティーのとき、子どもの参加を断られることがあります。特に仕事関係のパーティーに多いかもしれません。そして、たいてい夫婦そろって招待されます。
 となると、子どもは?
ベビーシッターか友人宅にあずけることになります。ニュージーランドでは14歳以下の子どもだけでのお留守番は、法律違反になるんですよ。

 だけど、今日は特別。子どもたちも一緒に招待していただきました。大好きなおじいちゃんの60歳の誕生日パーティーだから。

 このパーティー、実は本人にはないしょの「サプライズパーティー」。おじいちゃんが到着すると、生バンドの演奏が始まりました。曲はもちろん"HAPPY BIRTHDAY TO YOU"。今日は、自分の誕生日だったということをすっかり忘れていたおじいちゃん。友人たちが集まって歌っているのを見て、ようやく思い出した様子。「やられたよ。」と照れくさそうにパーティーを企画したおばあちゃんを抱きしめている姿、とっても素敵でした。

 一方、子どもたち。初めての大人のお店。薄暗くて、大きな音楽の音。眠い目をこすりながらも、体験した初めての世界。彼らの心に、どんな思い出を作ってくれたでしょうか。

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ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

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