ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
8時35分。
遅くてもこの時間には家を出たい。
娘の学校は9時に始業。
息子たちもつれてとなると、これで時間があるようで、ない。
「急げ~!急げ~!早くしろ~!」
朝ほどこの言葉を使うことはない。
冬に近づき、布団から出るのがいやになってきていることもあって出だしから躓く。
準備を終えて車に乗り込む。
8時53分。
それでも何とか学校について、教室まで娘を送りにいく。
小走りに教室に向かう私たちに交通整理のボランティアが声をかける。
いいのよ、いいのよ!だって今日は月曜日だもの!
寝坊は当たり前!
そうか、今日は月曜日だ。
けれど娘は泣いたり、叫んだりすることもなく教室に入っていく。
忘れていた。
娘は数ヶ月前まで、学校に行くのがとても辛そうだった。
言葉のせいなのか、本人の性格からか。
特に月曜日はひどかった。泣いたり、バックを床にたたきつけてみたり。
学校は決して楽なところじゃない。
わかっているけれど、休ませることはしなかった。
疲れて仕方ないのか、私が迎えに行ったときに教室の一角で横になって眠っていたこともあった。
その子が、今は週のはじまりの「月曜日」に元気に学校に向かっていく。
おおきくなったな、がんばってるな。
遅くてもこの時間には家を出たい。
娘の学校は9時に始業。
息子たちもつれてとなると、これで時間があるようで、ない。
「急げ~!急げ~!早くしろ~!」
朝ほどこの言葉を使うことはない。
冬に近づき、布団から出るのがいやになってきていることもあって出だしから躓く。
準備を終えて車に乗り込む。
8時53分。
それでも何とか学校について、教室まで娘を送りにいく。
小走りに教室に向かう私たちに交通整理のボランティアが声をかける。
いいのよ、いいのよ!だって今日は月曜日だもの!
寝坊は当たり前!
そうか、今日は月曜日だ。
けれど娘は泣いたり、叫んだりすることもなく教室に入っていく。
忘れていた。
娘は数ヶ月前まで、学校に行くのがとても辛そうだった。
言葉のせいなのか、本人の性格からか。
特に月曜日はひどかった。泣いたり、バックを床にたたきつけてみたり。
学校は決して楽なところじゃない。
わかっているけれど、休ませることはしなかった。
疲れて仕方ないのか、私が迎えに行ったときに教室の一角で横になって眠っていたこともあった。
その子が、今は週のはじまりの「月曜日」に元気に学校に向かっていく。
おおきくなったな、がんばってるな。
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娘の今日の宿題は「チャーリーとの冒険」を書いていくこと。
チャーリーとは写真のテディーベア。
このぬいぐるみと過ごした時間をノートに書いてくることが宿題というわけ。
去年も同じようにぬいぐるみをつれて帰って来たことはあったけれど
翌朝みんなの前でそのぬいぐるみと何をしたかをお話しするだけでした。
それが、字や文章の勉強が始まって宿題も変化した様子です。
ぱらぱらとページをめくってみると、書いている子は4ページ以上も!
しかも、スペルも文章もちゃんとしている!
・・・まいったなぁ。
宿題って親の手抜きが先生にはすぐにばれてしまうところ。
こっちまでどぎまぎしてしまいます。
たくさん書いていた子も、親御さんに手伝ってもらって作った文章かもしれませんが
わたしに果たして、娘の手伝いができるだろうか・・・。不安・・・。
まずは娘と放課後にお買い物に行ったことを書いてみようと決めて、
下書きを始めます。
チャーリーと私はスーパーで新しいピンクのパジャマを買ったよ。
チャーリーと私はスーパーでおいしいあめを買ったよ。
チャーリーと私はスーパーで牛乳を買ったよ。
チャーリーと私はスーパーでポテトチップスを買ったよ。
こんな調子で、書き続けるので
「品物が変わっているだけで、おんなじ文章だぞ~!」
そいういうと、
「いいの!」
という娘。さて何をするのかと思ったら、チャーリーの絵をノートに書き始める。
どうやら、イラストで行数を稼ぐつもりらしい。
おいおい・・・とおもいつつ、とりあえず1ページ埋まったからいいか、ははは。
なんて思っている母なのでした。
「KINDY燃えちゃった」
今朝の息子の第一声。
KINDY〈幼稚園)が火事になって燃えてしまったので、今日はKINDYは行かないという
ことらしい。
朝から始まったか・・・気分が重くなる。
・・・ん?待てよ。どこかでこの言い訳。
小学校のマラソン大会だ!
ブルマーで近所を走らなくちゃならないのがいやでいやで
「学校燃えちゃった!」
と両親に言ったことがあったっけ。
結局
「燃えているか見に行こうか。燃えていたとしても、
外を走るんだから大丈夫だよ」
とあっけなく言われたんだっけ。
遺伝だったか~と苦笑いしながらKINDYに向かうと、
今日から少しずつ離れる練習をしましょうか、と先生。
30分経っても泣いているようなら、電話するから、帰るように言われました。
ところが大泣き、大騒ぎ。
「離せ~!痛い!ママ!ママ!」
先生に抱えられて出口ゲートから離される息子の様子に
なんだか悪いことをしているような気分になってくる。
それでも
「帰って!」
と合図を送る先生に従ってうちに帰りました。
・・・が落ち着かない・・・。
いつ電話がかかってくるか、どきどき、どきどき。
そして、お迎えの時間。
今まで見たことのないような息子の笑顔に驚いていると
「泣いていたのは5分くらいよ。
後は楽しく遊んでいたわよ。
大丈夫、心配しないで。
あなたはちゃんと迎えに来ることを伝えたら
すぐに去りなさい。
そうじゃないと、いつまでも一人でがんばれないわ。」
なんだか拍子抜け。
「楽しかった?」
の質問には全く答えてくれなかったけれど、息子なりにはじめの一歩をふみだしたよう。
明日もKINDY。
明日の朝はどうかなぁ。
今朝の息子の第一声。
KINDY〈幼稚園)が火事になって燃えてしまったので、今日はKINDYは行かないという
ことらしい。
朝から始まったか・・・気分が重くなる。
・・・ん?待てよ。どこかでこの言い訳。
小学校のマラソン大会だ!
ブルマーで近所を走らなくちゃならないのがいやでいやで
「学校燃えちゃった!」
と両親に言ったことがあったっけ。
結局
「燃えているか見に行こうか。燃えていたとしても、
外を走るんだから大丈夫だよ」
とあっけなく言われたんだっけ。
遺伝だったか~と苦笑いしながらKINDYに向かうと、
今日から少しずつ離れる練習をしましょうか、と先生。
30分経っても泣いているようなら、電話するから、帰るように言われました。
ところが大泣き、大騒ぎ。
「離せ~!痛い!ママ!ママ!」
先生に抱えられて出口ゲートから離される息子の様子に
なんだか悪いことをしているような気分になってくる。
それでも
「帰って!」
と合図を送る先生に従ってうちに帰りました。
・・・が落ち着かない・・・。
いつ電話がかかってくるか、どきどき、どきどき。
そして、お迎えの時間。
今まで見たことのないような息子の笑顔に驚いていると
「泣いていたのは5分くらいよ。
後は楽しく遊んでいたわよ。
大丈夫、心配しないで。
あなたはちゃんと迎えに来ることを伝えたら
すぐに去りなさい。
そうじゃないと、いつまでも一人でがんばれないわ。」
なんだか拍子抜け。
「楽しかった?」
の質問には全く答えてくれなかったけれど、息子なりにはじめの一歩をふみだしたよう。
明日もKINDY。
明日の朝はどうかなぁ。
長男がKINDY(幼稚園)に通いだしました。
「三歳から入園が可能」とうたっているものの、同世代のこどもたちが
多く暮らす地域では、たんじょうびを過ぎてからの入園となることもしばしばです。
うちの子も、例に漏れず3歳半になってからの入園でした。
週に3日、午後1時から3時半まで。
この時間帯。
うちの子には睡魔がちょうど襲ってくる時間と重なります。
おまけに、これまでどこかに預けられていた経験もほとんどなし。
ほんの短い時間とはいえ、完全に英語環境に放り込まれるというわけです。
彼にとってはヒジョーにキビシー状況です。
が・・・こうして、文字にしているうちは私も冷静になれますが、
いざKINDYの入り口に立ち、息子がぐずぐず言い出し
挙句の果てには奇声を上げはじめると、
大人気ないな~と分かっていながら
(いや、その瞬間はそんなこともわからなくなっているわけですが)
「も~っ(怒)!!!」
となってしまいます。
KINDY通いも、もう一ヶ月たつんだけどなぁ・・・。
こちらのKINDYは、日本とは違って
お遊戯だとか、工作をいっせいにやることはありません。
入園したての3歳クラスは特にそう。
先生も、それぞれの子どもたちのあそびペースを尊重し
その様子を見守っているだけ。
唯一みんなが集まる時間が、お迎え時間までの10~15分。
手遊びやお話を読んでもらって過ごします。
だから、息子のやることはKINDYのあちこちに用意された
おもちゃや、お絵かきコーナー、着替えコーナーで遊ぶだけ
・・・なんだけどな。
いつもは元気すぎて困っちゃうくらいなのに、
ママにバイバイがいえない息子。
よその子どもの元気な「バイバ~イ!」が聞こえてくるたびに、
何でうちの子だけ・・・なんて思ってしまいます。
いや、でも分かるのよ。
ママだって、いきなりまるでわからない英会話教室に放り込まれたら
泣きたくなっちゃうもん。
でもさ、ちょっとはさ、やる気出せよ~。う~。
本当に短い時間だから、息子に付き合っていると、もうお帰りの時間、
ということも。
どうやったらたのしく行けるようになるのかしら。
うまくこどもをノリノリにさせる言葉はないものかしら。
そんな折、
日本から親子留学でもうすぐニュージーランド入りするという
日本人母子の留学エージェントなる方が息子のKINDYを
下見にこられていました。
ほんの数週間。
お母さんが語学学校に通っている間、現地のKINDYに通わせたいのだとか。
息子の状況もあって、
まるで異なる環境をすぐに楽しめる、そんな小さなこどもが果たしているのかと
疑問に思ってしまいましたが、
できるかどうかは、きっとその子の性格かぁ。
もしもそんな子どもがいるなら、
なんだかまた、うらやましく思えてきてしまうのです。
「三歳から入園が可能」とうたっているものの、同世代のこどもたちが
多く暮らす地域では、たんじょうびを過ぎてからの入園となることもしばしばです。
うちの子も、例に漏れず3歳半になってからの入園でした。
週に3日、午後1時から3時半まで。
この時間帯。
うちの子には睡魔がちょうど襲ってくる時間と重なります。
おまけに、これまでどこかに預けられていた経験もほとんどなし。
ほんの短い時間とはいえ、完全に英語環境に放り込まれるというわけです。
彼にとってはヒジョーにキビシー状況です。
が・・・こうして、文字にしているうちは私も冷静になれますが、
いざKINDYの入り口に立ち、息子がぐずぐず言い出し
挙句の果てには奇声を上げはじめると、
大人気ないな~と分かっていながら
(いや、その瞬間はそんなこともわからなくなっているわけですが)
「も~っ(怒)!!!」
となってしまいます。
KINDY通いも、もう一ヶ月たつんだけどなぁ・・・。
こちらのKINDYは、日本とは違って
お遊戯だとか、工作をいっせいにやることはありません。
入園したての3歳クラスは特にそう。
先生も、それぞれの子どもたちのあそびペースを尊重し
その様子を見守っているだけ。
唯一みんなが集まる時間が、お迎え時間までの10~15分。
手遊びやお話を読んでもらって過ごします。
だから、息子のやることはKINDYのあちこちに用意された
おもちゃや、お絵かきコーナー、着替えコーナーで遊ぶだけ
・・・なんだけどな。
いつもは元気すぎて困っちゃうくらいなのに、
ママにバイバイがいえない息子。
よその子どもの元気な「バイバ~イ!」が聞こえてくるたびに、
何でうちの子だけ・・・なんて思ってしまいます。
いや、でも分かるのよ。
ママだって、いきなりまるでわからない英会話教室に放り込まれたら
泣きたくなっちゃうもん。
でもさ、ちょっとはさ、やる気出せよ~。う~。
本当に短い時間だから、息子に付き合っていると、もうお帰りの時間、
ということも。
どうやったらたのしく行けるようになるのかしら。
うまくこどもをノリノリにさせる言葉はないものかしら。
そんな折、
日本から親子留学でもうすぐニュージーランド入りするという
日本人母子の留学エージェントなる方が息子のKINDYを
下見にこられていました。
ほんの数週間。
お母さんが語学学校に通っている間、現地のKINDYに通わせたいのだとか。
息子の状況もあって、
まるで異なる環境をすぐに楽しめる、そんな小さなこどもが果たしているのかと
疑問に思ってしまいましたが、
できるかどうかは、きっとその子の性格かぁ。
もしもそんな子どもがいるなら、
なんだかまた、うらやましく思えてきてしまうのです。
こちら、ニュージーランドの小学校は、5歳から始まります。それ以前は、日本と同様にkindergarten(幼稚園)に通います。三歳から入園が可能ですが、私の暮らす町の周辺には子どもが多いせいでしょうか、三歳半を過ぎても入園できずにいる子もいます。
kindergartenによって時間やプログラムは異なりますが、4歳過ぎから小学校に入学するまでの子どもたちが通う午前の部、それより小さい子どもたちが通う午後の部に分かれています。保育時間はおおよそ2時間から3時間半といったところでしょうか。
kindergartenで、子どもたちがすること。やっていることは、日本の幼稚園とは違わないように思いますが、一斉にみんなでなにかをやるということが、あまりありません。せいぜい、帰る前に先生が読んでくれる絵本を座って聞いたり、体操をするくらいです。あとは、好きな場所で好きな遊びを選んで友達と過ごす、そんな感じですなんですよ。
[1]
[2]
こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
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