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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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なつやすみこどもまつり&コンサートが動き出した、
そのきっかけはこの思いでした。

一人のお母さんの思い。
この声に耳を傾けること、とっても大事じゃないでしょうか?




以下、彼女のmixi内日記より。



私は以前より、大きな夢を持っています。

それは、ここ(オークランド)に住む日本人の子どもたち(ということはもちろん親も)といっしょに『日本』に触れ 大いに楽しみたいということです。
もっともっと 子どもたちが十分に楽しめる充実した場所と時間を設けることは出来ないか?』と感じていました。
で、思いついたのが、参加型ファミリーコンサートです。
ホールで着席してじっと歌を聴いているのではなく、いっしょに歌って踊ってわらって、体感するコンサートです。

昨年、大阪に帰称した時に地元のホールでそのコンサート参加しました。
宮城県仙台市にある『プランニング開』http://business2.plala.or.jp/kai/
のスタッフである「あきらちゃんとラーメンちゃん」でした。
子どもたちと毎日朝から晩まで接している彼らが、どれだけ子どもの心を理解しているのかそのコンサートの時間中 じんじんと伝わってきました。
やさしい声の日本語、絶妙のタイミング、笑い、耳に残る曲。。。
これらは、生のステージだからこその すばらしさであると実感しました。

ここニュージーランドに住んでいると、やはり、一生懸命でなければ
良い日本語(文化)の環境を保つことが出来ません。
日本にいれば体験できる日本語のコンサートや舞台もここではなかなかありません。   特に子ども向けはありません。

 自分が幼いころを過ごした日本で出会った絵本、歌、あそび、仲間。。。
子どもの時にこそ出会う それらのすばらしい『日本』を是非我が子どもたちにも伝えていきたい、
味わってもらいたい、いっしょに味わいたいと日々思っています。

そんな思いを持っている家族は、このオークランドだけでもかなりの人数がいることと思います。実際、自分たちで出来ることとして『日本人プレーグループ』が、次々に誕生し使っている場所の関係で入会の順番待ちまで生じているほどです。
それに関わるものは、それぞれにアイディアを出し合い行動を起こし
我が子たちのために一生懸命です。

ここ数年では、子どもの絵本を中心に貸し出しをしているグループもありす。子育て真っ最中の親が中心となり、運営されていて なかなか個人では所有しきれない貴重な絵本や子ども向けの読み物を借りることが出来ます。
そこでは本の貸し出しだけにとどまらず 人と人との縦横のつながりを
作っていくために日本の歌遊びや、絵本の読みきかせ、体を動かすゲームなどありとあらゆる企画を立て 子どもたちのために、また自分たちのために活動しています。

それらで 出会う仲間には心身ともに助けられ、励まされ
日本の家族と遠く離れている状況の人が多い中 目の回る子育ての時期を懸命に、また楽しく過ごしています。

このように、日本を大切に思うこと、子どもを思う心、
一生懸命はかっこいいのだということを自分が身をもって
伝えていきたいと思っています。

その大きな第一歩を今、実行に移したいと思います。
『プランニング開』の平山ラ-メン様とは、既に連絡を取っており
この思いをご理解いただき、仙台よりここ南半球のニュージーランド(オークランド)まで公演に来て頂けるというお返事を頂いております。

この ご好意を実現するために必要な経費を援助して頂きたく
長々と思いをつづらせて頂きました。

何よりもここに住む(生きる)子どもたちのために、
その子どもたちを見守る(育てる)私たち大人のために、
ご理解と資金援助を頂けますよう心よりお願い申し上げます。

以上。




わたしもそうでした。
絵本を子どもと一緒に楽しみたい。それがとしょかんinchの始まりでした。
夢を形に変えていくために、どうぞ知恵と力を。
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少しずつうごきはじめている2009なつやすみこどもまつり&ファミリーコンサート実行委員会。
素人ながらに、あれこれ知恵を持ち寄って話し合いながら、歩みを進めています。

現在の状況でチケットを売ったとしたら、大人も子どもも関係なく1枚45ドル。
これをどれだけ下げることができるか。
バザーを開いたり、ソーセージを売ったり、
そして、たくさんの方々に寄付金や物資面での支援をお願いしていくしかありません。

たしかに、日本からはるばるやってきてくださる「らーめんちゃんと
あきらちゃん」のコンサートは貴重。
だけど、だからといって高額なチケットでは、意味がない。

としょかんinchの本もそう。
日本で家庭文庫を運営していくのとは違って、本の輸送というところ
そして、中古本を手軽に選べないという悩みがあります。
その解決のために、と、利用料をとりはじめたとしたら、
結局、海外で日本の絵本を読むことは「貴重なこと・ぜいたくなこと」に
変化するような気がしてならないのです。
確かに、これをビジネスにかえることもできるはず。
だけど、わたしのママとしての思いは、自分の生まれ育った国のものが
暮らしている国は違えど、こどもたちには容易に手が届くところに
あってほしい、ということなんです。


おまつりもコンサートも、子沢山の家族にも気軽に遊びにこれる場になるといいな、
そればかり考えています。






2009年1月11日(日)12日(月)に開催が決定しました
なつやすみこどもまつり&ファミリーコンサート。

これまでと違うのは、なんといってもファミリーコンサートを同時に開催するというところ。
なんと!ラーメン体操の「あきらちゃんとラーメンちゃんが」オークランドに来てくれますよ!!

今回のコンサートは、異文化の中で子育てしている仲間たちとの結束という目的に加えて、
異国での育児をもっと前向きに、そして、もっと楽しいものにするきっかけ作りを目的に開催されます。
もちろん、このなつやすみこどもまつり&ファミリーコンサートは
親子で日本や日本語を笑顔で楽しめる大切な時間になると、
にほんごえほんとしょかんinch内、お祭り実行委員全員で確信しています。

これまでよりも規模が拡大することから、
当日・準備にはたくさんのお手伝いの方が必要です。
安全に楽しくお祭りの日を向かえ、そして終了できるように、現在
お手伝いをしてくださる方を募集しています。

興味のある方は、にほんごほえんとしょかんinchまでご連絡ください。
inchlibrary@yahoo.co.jp








回を重ねるごとに、運営資金作りという側面だけではない、
なんというのか、異文化の中で子育てする父兄の結束だったり
子どもたちの1つの居場所作りという大切な側面を持ち始めていると
感じているなつやすみこどもまつり。

2009年も楽しい仲間に恵まれているおかげで、開催決定です。

いつものように、ヨーヨーつり・スーパーボールすくいなどの
子ども向けのゲームに加え、今回はちょっと大規模に。
ファミリーコンサートも同時に開催しようということになっています。

企画書には見たことのないような数字が並び始めていますが、
あちこちで資金作りのためのバザーや、ソーセージシズル、
支援者の募集などをしていくことになりました。

さて、ママたちパパたちでどこまでできるかな?
楽しくどんどん行きたいものです。




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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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