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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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日差しが強くて日焼け止めが必要でも、
サンタさんのひげが暑苦しくても、
ニュージーランドでもクリスマスをお祝いします。
わたしたちがお正月を祝うのとおんなじ。
「この時期はたくさんのお金を使って大変よ~」といいながらも楽しそうな人たち。
町もクリスマスムードに包まれています。

さて、今日はプレゼントを持って大好きな人たちにクリスマスの挨拶へ。
久しぶりに会うAnneおばあちゃんもそのひとり。
このおばあちゃん、本当にすてきな人。
突然お邪魔しても、かならずお手製のクッキーやケーキが焼いてあって
コーヒーといっしょに出してくれます。
それがまたなんともおいしい。
お料理が大好きで、おもてなし上手なおばあちゃんです。
写真は、お土産にと手渡してくれたフルーツミンスパイ。
干しぶどうなどのドライフルーツがたっぷり入った、ちいさなパイです。
サクサクしていて、なかみはジューシー。
クリスマスらしく星型に抜かれたクッキーがのせられていました。
これから、クリスマスハム(ど~んとでっかい見栄えのするハム。
日本のお歳暮などで贈るようなものではありません。)に
添えるマスタードフルーツのソースの仕上げだとか。

クリスマス料理といっても、いつもよりたくさん鳥のから揚げを食べるだけとなっている我が家。
みなさんのクリスマスの準備はいかがですか?
どうかすてきなクリスマスをお過ごしくださいね!



そうだ!
1月13日の「なつやすみこどもまつり」では、空き缶(アルミ缶のみ)の回収を行います。
パーティーで飲んだビール・ジュースの缶。
どうか捨てずに、とっておいて下さい。
そして、お祭り当日につぶしてお持ちくださいますようご協力をお願いいたします。




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15日に到着していたinch trunk
手続きが終了した21日までは本当に長く長く感じられました。
そして、図書館を閉めたあと、受け取りに行ってきました。

62梱包。
ちゃんと届いていました。
そして、驚くほど無傷でした。
約20日かけて、海を渡ってきたというのに。
こんなにきれいな荷は見たことがありません。

これから、荷を解きみなさんの絵本に対面します。
どれくらい時間がかかるかわかりませんが、
大切に大切に本棚に納めていこうと思っています。

傍から見れば、ダンボールの山だろうけれど、
わたしには世界一の大切なクリスマスプレゼントです。
この日をきっと私は一生忘れられないと思います。
どんな言葉でなら私のいまの気持ちを表現できるのでしょう。
言葉が見つかりません。


絵本をご寄付くださった皆様、そしてご寄付を呼びかけてくださった皆様、
またmixi内の「ニュージーランド日本を送ろう!」のコミュのメンバーのみなさま
あらためてお礼を申し上げます。(バザーの品も楽しみです。)




昨日、発行してもらった関税からの書類と
inch trunkを受け取るためのチケット。(黄色)


これを握り締め、待っていると・・・



フォークリフトに乗せられてinch trunkが倉庫から出てきました。



上の写真のおよそ三倍の量のえほんがとどきました。



トレーラーをつけた我が家の車にすべてを乗せて、としょかんinchへ向かいました。




そして、今回の輸送にあたり、まったくの素人のわたしに輸送方法のアドバイスをくださり、
輸送にご協力くださった方々をご紹介させてください。
そして、改めて心より感謝申し上げます。

  ■Taiyo Bussan (S) Pte Ltd  太洋物産シンガポール株式会社
    担当 : 石崎 貴寛 様 (Mr.Takahiro Ishizaki)


  ■Kawanishi Logistics (S) Pte Ltd 川西倉庫シンガポール株式会社
    担当 : 片岡 利英 様 (Mr.Toshihide Kataoka)




ようやく、待ちに待った日が・・・というよりは、準備で慌しくて
待っていたというよりは、あっという間にこの日がやってきたという感じですが、
今日、にほんごとしょかんinchが実働に入りました。

初めての貸し出しながら、少しお祝い気分も味わいたいということで
お話の上手なママさんや、お話を上手に読むお姉ちゃんの力を借りて
お話会つきのクリスマスパーティーを開き、そのあと貸し出しがスタートしました。
楽しく、ちょっと緊張しながらのスタート。

いやいや、こどもたちを楽しませようと
あれこれ考えるのは好きですが、
絵本の選択や、歌の選択し、会を進めていくのは難しいもの。
お話会を開いていらっしゃる方々のブログでのコメントが
いまさらながら納得できてしまいました。

記録に残したいので、今日のプログラムを。(0~8歳が参加)

  自己紹介(♪こんにちは~どなたです?)
  ぐりとぐらのおきゃくさま
  クリスマスおめでとう!
  このあな、なあんだ?(かみしばい)
  アイスクリームで雪だるま作り
  さようなら

この会には、自宅ではまったくの英語環境という子どもたちも参加しています。
おはなしにすぐにあきてしまうのではないかと心配していましたが
要らぬ心配でした。

次回の開館は来週木曜日10:00~12:00です。


真夏のニュージーランド。クリスマスに雪だるま作りはできません。
というわけで、アイスクリームで雪だるまをつくりました。
チョコレートや干した果物などを使って。


本日、inch trunkを受け取るための必要な手続きのすべてが、
完了しました。
みなさん、大変ご心配をおかけしました。

昨日の夜は眠りが浅く、夢にも何度も登場した税関。
緊張する中、スタッフさんとこどもを3人連れて(←3歳以下のこどもばかり)、税関へ。

実は、前回の訪問のときに、「ビジネスではないという証明を」と言われていました。
・・・といわれても、この活動は始まったばかりのもの。
非営利団体であると言おうにも、その主たる活動がまだ始まっていませんから、
その登録もまだできていません。
それをどう証明すればいいのか?
電話で問い合わせると、

「特に問題ないはずだよ。書類を持ってもう一度税関へ。アポはいりませんよ」

とのこと。
それでもちょっと不安なので、前回の記事でコメントをくださった方が
文庫について英語訳されているサイトがあると
アドバイスをくださったのでそれをプリントアウトしたものを握り締め、
訪れると、同じ係員が対応。(少々不安になる)

「この間も来たよね?アポが必要って言ったじゃない。
 一時間はかかるインタビューだから、アポがいるのよ。
 今日はもういっぱいだから、明日来る?」
子どもを連れて、こういった場所に出入りするのは、
かなりのストレスがあるものです。できれば、何度も訪れたくないもの。
そんな顔でいると、
「ここは無理だけど、ほかなら聞いてくれるかもよ」
と別の税関を紹介してもらう。(ほかにもあったのかと、驚く。)

明日を待つか、もう1つ訪問してみるか。

この税関で、事態の好転がどうも望めない。
そう判断したわたしたちは、グズグズのこどもたちを抱え、
もう一軒トライすることに決めました。

すると・・・
あっさりとOK.
どんなことを聞かれるのか、
どういえば、面倒なことにならないかとあれこれ考えていたのに
何も質問されることなくOK
少し気が抜けてしまいました。
残念ながら、絵本は明日以降の受け取りになります。

当たりが悪かっただけなのかもしれません。
けれど、学ぶこともたくさんありました。
活動が正直なものであることを第三者に理解してもらうために
必要な手続きをしなければならない、そんな風に気づかされました。
いくらわたしたちが正当と思っていても、ここは日本ではないんですよね。
ニュージーランドの作家ドロシー・バトラーさん(『クシュラの奇跡』著者)に
7~80年近く前のニュージーランドでは固定資産税を払っていないものは、
図書館で本を借りることができなかったという記述があります。
借家暮らしでは、本を借りることができなかったというのです。
本の値段がとても高く、また、公共図書館でも
利用の際に諸費用を請求されるニュージーランド。
こうした事実に加え、この作家の記述に、今回の税関の対応の理由が少し見えた気がしています。


明日の開館は予定通りです。
クリスマス会のあとに、13:00~14:00まで貸し出しです。
日本から届いたもの、ニュージーランドで読まれてきたもの、
すてきな本が待っています。
時間が限られていて(14:00過ぎに、受け取りに向かうので)
ご不便をおかけしますが、。ご理解をよろしくお願いします。



書類もそろい、準備も整った!
inch trunkを受け取りに行って来るぞ~!とパパも今日はお仕事お休み。

子どもたちも連れて、荷物があるとされている倉庫に向かいます。
その受付からは、港から届いた荷が10メートル以上積み上げられている。圧巻です。
そのどこかに、絵本があるのだと思うと、ゾワゾワっと
鳥肌が立つ。・・・が受付嬢が一言。

「まずは、税関と、船会社さんに行ってきてくださいね♪」

倉庫から離れたところにある、税関と船会社。
けれどそんな要求、苦じゃありません。
「はい!喜んで!」とばかりに車を走らせる。

船会社で書類を難なく受け取り、次は税関。
ここで、予想外のハプニング。

「こんなにたくさんの本、どうすんの?目的は?」

もちろんちゃんと答えました。
「こどもたちのための図書館を開く準備をしているんです。
 本が必要で、日本で寄付していただいた大切なものなんです。」

・・・が、
「この量わかってますか?1トン!ビジネス用でしょ?」
「違いますよ!ボランティアでやっているんです。」
「ほんとに?ビジネスじゃないの?
 ここにThe Import Managerって書いてあるけど?
 ちゃんと、会社登録しているの?」
「いえいえ、ビジネスじゃありませんって!」

雲行きが怪しくなる。
The Import Managerというのは、
輸入担当部長とでもいうのかしら?
たくさんの書類の中でたった一つだけおそらく間違って
記入されてしまった肩書き。
日本語だったら
「まちがいだわ~これ。」
といえるところが、言えない。そんな言葉も浮かばない。
しどろもどろ。

「話が長くなりそうだから、面会のアポとって出直して」

納得できていないのに、次に待っていた人に声をかける税関係員。

そして、今度の水曜日。
もう一度、inchのスタッフといっしょに税関に行ってきます。

日本から絵本をお送りくださったみなさん、
確かに絵本はオークランドに来ています。
すてきなすてきなクリスマスプレゼントになるはずなのに
本当に、すみません。






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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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