ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
本日、inch trunkを受け取るための必要な手続きのすべてが、
完了しました。
みなさん、大変ご心配をおかけしました。
昨日の夜は眠りが浅く、夢にも何度も登場した税関。
緊張する中、スタッフさんとこどもを3人連れて(←3歳以下のこどもばかり)、税関へ。
実は、前回の訪問のときに、「ビジネスではないという証明を」と言われていました。
・・・といわれても、この活動は始まったばかりのもの。
非営利団体であると言おうにも、その主たる活動がまだ始まっていませんから、
その登録もまだできていません。
それをどう証明すればいいのか?
電話で問い合わせると、
「特に問題ないはずだよ。書類を持ってもう一度税関へ。アポはいりませんよ」
とのこと。
それでもちょっと不安なので、前回の記事でコメントをくださった方が
文庫について英語訳されているサイトがあると
アドバイスをくださったのでそれをプリントアウトしたものを握り締め、
訪れると、同じ係員が対応。(少々不安になる)
「この間も来たよね?アポが必要って言ったじゃない。
一時間はかかるインタビューだから、アポがいるのよ。
今日はもういっぱいだから、明日来る?」
子どもを連れて、こういった場所に出入りするのは、
かなりのストレスがあるものです。できれば、何度も訪れたくないもの。
そんな顔でいると、
「ここは無理だけど、ほかなら聞いてくれるかもよ」
と別の税関を紹介してもらう。(ほかにもあったのかと、驚く。)
明日を待つか、もう1つ訪問してみるか。
この税関で、事態の好転がどうも望めない。
そう判断したわたしたちは、グズグズのこどもたちを抱え、
もう一軒トライすることに決めました。
すると・・・
あっさりとOK.
どんなことを聞かれるのか、
どういえば、面倒なことにならないかとあれこれ考えていたのに
何も質問されることなくOK
少し気が抜けてしまいました。
残念ながら、絵本は明日以降の受け取りになります。
当たりが悪かっただけなのかもしれません。
けれど、学ぶこともたくさんありました。
活動が正直なものであることを第三者に理解してもらうために
必要な手続きをしなければならない、そんな風に気づかされました。
いくらわたしたちが正当と思っていても、ここは日本ではないんですよね。
ニュージーランドの作家ドロシー・バトラーさん(『クシュラの奇跡』著者)に
7~80年近く前のニュージーランドでは固定資産税を払っていないものは、
図書館で本を借りることができなかったという記述があります。
借家暮らしでは、本を借りることができなかったというのです。
本の値段がとても高く、また、公共図書館でも
利用の際に諸費用を請求されるニュージーランド。
こうした事実に加え、この作家の記述に、今回の税関の対応の理由が少し見えた気がしています。
明日の開館は予定通りです。
クリスマス会のあとに、13:00~14:00まで貸し出しです。
日本から届いたもの、ニュージーランドで読まれてきたもの、
すてきな本が待っています。
時間が限られていて(14:00過ぎに、受け取りに向かうので)
ご不便をおかけしますが、。ご理解をよろしくお願いします。
完了しました。
みなさん、大変ご心配をおかけしました。
昨日の夜は眠りが浅く、夢にも何度も登場した税関。
緊張する中、スタッフさんとこどもを3人連れて(←3歳以下のこどもばかり)、税関へ。
実は、前回の訪問のときに、「ビジネスではないという証明を」と言われていました。
・・・といわれても、この活動は始まったばかりのもの。
非営利団体であると言おうにも、その主たる活動がまだ始まっていませんから、
その登録もまだできていません。
それをどう証明すればいいのか?
電話で問い合わせると、
「特に問題ないはずだよ。書類を持ってもう一度税関へ。アポはいりませんよ」
とのこと。
それでもちょっと不安なので、前回の記事でコメントをくださった方が
文庫について英語訳されているサイトがあると
アドバイスをくださったのでそれをプリントアウトしたものを握り締め、
訪れると、同じ係員が対応。(少々不安になる)
「この間も来たよね?アポが必要って言ったじゃない。
一時間はかかるインタビューだから、アポがいるのよ。
今日はもういっぱいだから、明日来る?」
子どもを連れて、こういった場所に出入りするのは、
かなりのストレスがあるものです。できれば、何度も訪れたくないもの。
そんな顔でいると、
「ここは無理だけど、ほかなら聞いてくれるかもよ」
と別の税関を紹介してもらう。(ほかにもあったのかと、驚く。)
明日を待つか、もう1つ訪問してみるか。
この税関で、事態の好転がどうも望めない。
そう判断したわたしたちは、グズグズのこどもたちを抱え、
もう一軒トライすることに決めました。
すると・・・
あっさりとOK.
どんなことを聞かれるのか、
どういえば、面倒なことにならないかとあれこれ考えていたのに
何も質問されることなくOK
少し気が抜けてしまいました。
残念ながら、絵本は明日以降の受け取りになります。
当たりが悪かっただけなのかもしれません。
けれど、学ぶこともたくさんありました。
活動が正直なものであることを第三者に理解してもらうために
必要な手続きをしなければならない、そんな風に気づかされました。
いくらわたしたちが正当と思っていても、ここは日本ではないんですよね。
ニュージーランドの作家ドロシー・バトラーさん(『クシュラの奇跡』著者)に
7~80年近く前のニュージーランドでは固定資産税を払っていないものは、
図書館で本を借りることができなかったという記述があります。
借家暮らしでは、本を借りることができなかったというのです。
本の値段がとても高く、また、公共図書館でも
利用の際に諸費用を請求されるニュージーランド。
こうした事実に加え、この作家の記述に、今回の税関の対応の理由が少し見えた気がしています。
明日の開館は予定通りです。
クリスマス会のあとに、13:00~14:00まで貸し出しです。
日本から届いたもの、ニュージーランドで読まれてきたもの、
すてきな本が待っています。
時間が限られていて(14:00過ぎに、受け取りに向かうので)
ご不便をおかけしますが、。ご理解をよろしくお願いします。
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無題
お疲れ様!今回の件では、精神的苦痛が大きかったと思います。でも、ひとつひとつの経験がinchの貴重な財産ですね。何かが起こったとき、自分に足りないものが見えてきます。うん、私もいつもそうです(笑)。
ドロシー・バトラさんは、NZの方だったのね。今でもNZの図書館は諸費用をとられるのでしょうか。そういう状況であれば、inchは本当に貴重な存在ですね!
ドロシー・バトラさんは、NZの方だったのね。今でもNZの図書館は諸費用をとられるのでしょうか。そういう状況であれば、inchは本当に貴重な存在ですね!
無題
よかったですね。ほっと一息。
でも、税関によって対応が違うというものひどい話ですよね。だけど、最初に行ったところの人も「ココはだめだけど、アソコなら・・」と教えてくれたのだから、一応「親切」だったのかしら・・とか考えたりして。
なにはともあれ、ハッピー〜♪
でも、税関によって対応が違うというものひどい話ですよね。だけど、最初に行ったところの人も「ココはだめだけど、アソコなら・・」と教えてくれたのだから、一応「親切」だったのかしら・・とか考えたりして。
なにはともあれ、ハッピー〜♪
inchさん、皆さん、がんばったね~~!!!
お子様連れで連日!
・・・・・・・涙が出てきましたよ・・・(T T )
お疲れ様~・・・(/ T)
何もかもが、
inchさんのスタッフさん方で始まりですから・・・
ご苦労も悔しさも、情けなさも憤りも一杯あるかもですが・・
応援しております。\(T▽T)
ちょっと遅くなっちゃいましたが、来年1月のパーティーまでに、本とプレゼントお送りいたします~♪バザーでも、図書館のインテリアにでも、使い道はおまかせでっす~♪
・・・・・・・涙が出てきましたよ・・・(T T )
お疲れ様~・・・(/ T)
何もかもが、
inchさんのスタッフさん方で始まりですから・・・
ご苦労も悔しさも、情けなさも憤りも一杯あるかもですが・・
応援しております。\(T▽T)
ちょっと遅くなっちゃいましたが、来年1月のパーティーまでに、本とプレゼントお送りいたします~♪バザーでも、図書館のインテリアにでも、使い道はおまかせでっす~♪
無題
税関手続きお疲れ様でした!
国によって色々事情があるんですね…
図書館、いよいよですね☆
ほんの僅かだけど関われて嬉しく思います。(^^)
OPENしてからも大変でしょうけど、頑張って下さいね☆
応援しておりま~す。
国によって色々事情があるんですね…
図書館、いよいよですね☆
ほんの僅かだけど関われて嬉しく思います。(^^)
OPENしてからも大変でしょうけど、頑張って下さいね☆
応援しておりま~す。
ゆきなさん、意外とお近くにお住まいのようです。
ドロシーバトラーさんは、日本で絶大な人気のある作家さんですね。彼女の作った絵本やさんにも足を運んだことがありますが、広い店内にほとんどが子供向けの絵本!
ニュージーランドでこんな本屋さん、あんまりないんじゃないかしら。
いつか私のうちからそんなに離れていないところで暮らす彼女と、いつかお話ができたらうれしいなぁ。そんな風に思っています。
諸費用は現在も必要です。隣の図書館からの取り寄せ費用、CDを借りるとき、などなどちょこちょこ必要なようです。お話会などは無料で行っているようですが。
ニュージーランドでこんな本屋さん、あんまりないんじゃないかしら。
いつか私のうちからそんなに離れていないところで暮らす彼女と、いつかお話ができたらうれしいなぁ。そんな風に思っています。
諸費用は現在も必要です。隣の図書館からの取り寄せ費用、CDを借りるとき、などなどちょこちょこ必要なようです。お話会などは無料で行っているようですが。
mappie さん、プラス思考、大事ですね。
マピさんのような前向きな考え方をするスタッフが私の近くにいてくれます。
今回はしごを決めたのも彼女。
マイナス思考気味のワタシにはマピさん同様
こういったスタッフの一言が肩の力を抜いてくれるもの。
いつもありがとう!!
今回はしごを決めたのも彼女。
マイナス思考気味のワタシにはマピさん同様
こういったスタッフの一言が肩の力を抜いてくれるもの。
いつもありがとう!!
こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
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