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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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 オークランド動物園に、行ってきました。

「まだ行ったことがないの~?」
「今週末は、動物園に決定ね」
なんて、娘のクラスメートのお母さんたちにずいぶんとからかわれましたが、それもこれでおしまい。
我が家も、やっとオークランド動物園に行ってきました。

 この動物園の雰囲気、横浜ズーラシアをご想像いただければ、分かりやすいかもしれません。
 
動物たちが主役。

そんな動物園です。動物園だから、動物が主役なのは当たり前のことですが、動物たちの世界に「ちょっと失礼しますよ」といいながら、様子をうかがわせてもらっている、そんな感じなんです。
 例えば、檻。檻は私たちが観察しやすいように付けられているのではなく、動物たちの生活をわたしたちが邪魔しないようについているように思います。ですから、オランウータンやかばがずいぶん遠くに見えるので、迫力を感じられずに、物足りなさを感じてしまうのも否めないところ。でも、ときには、「ちょっと、失礼」と遠慮しながら、動物たちの世界をみせてもらうというのも、いいですよね。

 ニュージーランドの国鳥、キウイにも会うことができます。夜行性ということで、飼育室は真っ暗闇。目が慣れるまで、まったく見えません。これも、「動物が主役」的な姿勢で、観察に苦労するものの、好きな感覚です。一方の子供たちはというと、真っ暗闇に赤い豆電球がかすかにともる空間に、キウイどころではなかったようですが。

 さて、動物園に行ってきたことを、先ほどのお母さんたちにご報告。
「それじゃあ、水族館は?」
・・・まだ、です。
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先日、娘はお友達のおうちにお泊りしてきました。
初めてのことだったので、トイレにちゃんといけるのか、悪さはしないか、などと心配していましたが、私の心配をよそに、なんだかとっても楽しかったようです。

友達のおうちにとまりにいく

私の子供の頃を振り返ってみても、そんなに多くを経験したような覚えはありません。
友達と一晩過ごすといったら、キャンプや修学旅行を思い出してしまいます。
ところが、ニュージーランドでは、お友達のおうちに泊まりに行くことはよくあることなのだそう。
5歳にもなれば、あちらこちらからお泊りのはなしが聞こえてきます。
お泊りに出す理由は、両親の仕事やパーティーの都合、子どもたちからのリクエストとさまざま。
どんな理由にせよ、子供たちはお泊り大歓迎!!
寝袋だって、いつでも準備オッケーです。

昨日、友達が泊まりに来た男の子。
ずうっと、話に夢中で夜中の2時まで起きていたのだそう。
そんなわけで、今朝は学校に遅刻です。
でも、お泊りがどれだけドキドキするものか容易に想像が付きますよね。

さて、娘の初お泊りの感想は?

「きゅうり、いっぱい食べたんだ♪」

・・・なるほど。

 ニュージーランドの小学校では、入学式を行いません。日本のように、ピンク色に染まった桜をバックに、新入生が記念写真を撮ることもありません。
 
 5歳になったその日が、小学校に入学する日。

ということは、入学の日は、ばらばらだということなんです。
入学式や、新入生を迎える会などの学校行事を経験してきた私は、
「なんだか物足りない感じだなぁ・・・。」
とおもっていました。・・・が、バースデーパーティーがすごいんです。入学という節目を、家族や友人たちをたくさん招いて、バースデーパーディーでお祝いするというわけです。

 パーティーにはさまざまな形がありますが、ときに、ピエロや妖精、人魚に扮したエンターテイナーがやってきたり、はたまた移動動物園がやってきたり。招待してもらった子供たちも、もちろん大喜びです。おみやげには、小さな袋に入った、おやつが配られます。
 
 さて、つぎの6歳の誕生日は?
5歳の誕生日に、幼稚園を貸切り、盛大なパーティーを開いたママにちょっと、聞いてみました。

「あんなの、二度とやらないわよ!!
産まれてから5歳までは、パーティーの規模が大きくなっていくけれど、それ以降は静かなものよ。
うちの子の次のパーティーは、お友達が泊まりにきてくれるくらい。」

とのこと。
パーティーは小さくなっても、あったかいパーティーを開こうね。
なんて、素敵なママのようなコメントを書きたいところですが、内心、ほっ、としてしまったママなのでした。

 

 
 


ニュージーランドに来たばかりの頃、あるお宅にお邪魔したときのこと。
日本人同士の間に生まれた、まったくの日本人の男の子に出会いました。
ニュージーランドで産まれたから、もしかすると国籍はニュージーランドになっているかもしれないけれど、どこから見ても、日本人。
そして、その傍らには、同じく日本人のお友達。
 
 そのときに使われていた言語、何だと思いますか?

 英語なんです。

 日本で私が今書いている文章を、他人事として読んだならば
「おおっ、バイリンガルだ~」
なんて短絡的に反応していたと思いますが、こちらで二年過ごし、娘が学校に通うようになり、娘の独り言や、けんかしたときに出る言葉が英語に変わってきたこの頃、少し焦りを感じています。

 日本語がいつか分からなくなるかもしれない。

二年前には思ってもみなかったことです。
 
「いつか、おじいちゃんやおばあちゃんと話ができなくなる日が来るかもしれない。
わたしは、それがとても寂しい。だから、一生懸命日本語で話しかけているの。」
 ニュージーランド人のだんなさんを持つ、一歳の女の子のママの言葉です。



 日曜日の朝。近所で毎週朝市が開かれます。お天気のいい日は、たいてい出かけていきます。
 
 この朝市では、日本と同じく、新鮮な野菜や花、植木が売られています。
それから、お祭りの露天でみかけるようなおもちゃやさんもあります。
仮面ライダーやウルトラマン、ハム太郎などのフィギアも売っていますよ。
今日は、スペイン語版たまごっちを発見!

 しかしながら、我が家(私だけか!?)の目的はただひとつ。
古いものから宝探しをすること。
いつもバス停近くに陣取る、テンガロンハットの似合うご夫婦のお店へ。
台所用品、レコード、古銭、ガラスボトル、大工道具。ありとあらゆるものがありますが、アンティークショップなどのものとは違って、手入れはまったくしてありません。
売り方も大雑把。ご覧のとおり、商品がごそっと並べられ、テーブルごとに、1ドル、2ドルと分けられているだけです。でも、じっくり見ると、結構、おもしろいものに出会えるんですよ。
今日は、古いベーキングパウダーの缶と、台所用品を。
しめて、5ドル。400円弱です。
これは、当分やめられない遊びです。



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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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