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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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inchに興味を持ってくださる方が増えています。
一日に数件のお問い合わせ。
たいてい、子どもたちが眠った後に、ホームページやメールのチェックをするのだけれど、最近、その時間も足りないくらいです。
だけど、これはグチじゃないんですよ。うれしいんですよ。これがまた。いやいや、本当に。

 さて、そんなお問い合わせの中で多いものが、輸送費や輸送方法について。
現在、資金がほとんどないことや、始まったばかりの活動だということで、本を送っていただく際の費用は、出していただいています。
 
 日本からニュージーランドへの輸送費、ご存知でしょうか?
絵本を一冊送るだけでも、220~500円。この値段は、ともすると、もう一冊新しい本を買うことができる値段です。それでもなお、inchに賛同し、本を送ってくださるのです。送ってくださった方の思いを考えると、本当に涙が出てきてしまいますが、お願いする側としては、なんとしても応援してくださる方の負担を減らしたいところです。
 
 私はこちらに来て、まだ二年です。こちらで暮らす知恵がまだまだ足りません。ニュージーランドにお住まいの皆さん、ぜひご意見をお聞かせいただけないでしょうか?
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 また、雨です。季節の変わり目は雨が降ったり止んだりの繰り返し。

 雨で洗濯物が干せないとか乾かないということは、5人家族の我が家にとってそりゃあもう、一大事なわけです。洗濯がストップしようものなら、洗濯機の前にはかごに収まりきらない汚れた衣類が雪崩を起こし、部屋の中は干された洗濯物がいっぱいで、まるでジャングル。
 でもですよ、朝からずっと雨が続いているなら、まだいいんです。あきらめもつくから。だけど、オークランドの空は本当に気まぐれ。さっきまでの土砂降りが、うそのように青空が広がり、そうかと思えば、また激しく降り出して・・・。この繰り返し。

 「ニュージーランドでは雨でも洗濯物は干しっぱなし」

 そんな記事をどこかで読んだことがあります。この天気の変わり方では、当然のことかもしれません。
 以前は、空を何度もうかがいながら、雨が降る前に洗濯物を取り込み、雨が止んだらもう一度干す、なんてことをやっていました。子どもと、空の色や雲の動きを観察して、できるだけぬれないようにと、空を読むわけです。その駆け引き、結構難しいんですよ。けれど、最近は違います。
 大事なのは、雨にぬれないことではなくて、晴れ渡った後、どのタイミングで、いつ取り込むか、ということ。
 
 晴れると、ジリジリと夏のような日差し。雨でぬれてしまった洗濯物も、ぐんぐん乾いていくのです。うまくタイミングを見計らって、取り込めばしっかり乾いていることもあるんですよ。
そんなわけで、今は雨を怖がるのではなく、
「降りたいだけ、降ってみろ~ベロベロバ~!!」
ってな具合で青空を待ちます。洗濯物が少しでも乾くように、いいお天気が長く続くことを、願いながら。

・・・すいません、こんな話で。でも、我が家には、「雨と洗濯」って、とっても大事な話なんですぅ。

 inchを応援してくださる方が、少しずつ、少しずつ増えています。

絵本をご寄付をしてくださる方。
本の輸送をお手伝いしてくださる方。
図書館が動き出したときに、本を子どもたちに読んでくださる方。
それから、チラシを配ってくださる方。
まだまだあります。私の弱気な発言を聞いて、励ましてくださる方。(これはとっても大切!!)
 
 その年齢層も、職種も意外と幅広いんですよ。
 
 最近、オークランド大学に通っていらっしゃる学生さんやクライストチャーチに留学されている方からも応援のメッセージと、活動への協力のお申し出をいただきました。本当に驚きました。正直なところ、私の活動に共感してもらえるのは、育児中のお母さんだけだと思っていたから。うれしい誤算です。

 inchは、そんな出会いを繰り返していくたびに、少しずつ、少しずつ、確実に、前進しています。そして、私自身もその中でずいぶん成長させていただいているような気がしています。

夜7時。夕食もとらず、ドライブへ。

この10分前、我が家の子どもたちは大喧嘩。
今日、何度目だろう。
いけないと分かっていても、つい怒鳴ってしまった。
子どもたちは、その声に驚いて泣き始めてしまう始末。
わたしの気持ちも静まらない。
おもむろに、車の鍵を取ると子どもたちもついてきた。
本当は、この場はパパに任せて、一人で頭を冷やしたかったのに。

車を走らせて、少し経つと冷たい風のせいか気持ちも落ち着いてきた。
買ったばかりの色鉛筆の貸し借りでけんかしていた子どもたちも、
「スカイタワーだ!!」
「真っ暗だね~」
なんて、結構のんき。すると、
「ママ、ごめんね。ウエアーハウス(日用品店)でせっかく安くなってた色鉛筆、大事にしなくて・・・」
と娘。
「"せっかく安くなってた"は余計でしょ~」
というと、
「ママ、安いことは大切だよ。」
とまじめに答える。どうにもおかしくなってしまって、大笑い。

私は、ただの子育て真っ最中のママだ。
だけど、こうして毎日毎日うれしいことも、頭を抱えてしまうような問題もこどもたちが運んでくる。それに沿うように、私の気持ちも、盛り上がったり、下がったり。それがすべて。
だけど、それがちょっと今日はシアワセに思えて、なんだかうれしくなった。


 

 フィッシュアンドチップスです。
 ポテトフライに、魚のてんぷらのようなフライがこれだけはいって250円ほど。
こんな風にわら半紙のような手触りの紙に、くるっと包まれて渡されます。このラフさが、なんとも心地いいんです。

こちらでは、持ち帰りの料理を「テイクアウト」とは言わず「テイクアウェイ」といいます。移民国家ならでは、料理も多種多様です。中華、韓国料理、サモア料理、インド料理にベトナムやタイ料理など。モチロン和食もあります。もしかしたら、テイクアウェイ料理で世界一周もできるかも!?

 我が家から数分離れたところにも、テイクアウェイのお店があります。韓国の方がオーナーです。メニューはハンバーガーなどのほかにワンタンスープや春巻きもあります。

 最近乗れるようになった三輪車にまたがって、揚げたてのポテトフライ目指して、ペダルをこぐこどもたち。いつもなら、三輪車を降りて、どんぐりを拾う場所も素通りで、あっという間に、お店に到着。
"Hello!"
いつもはそんな元気に挨拶しないくせに~。

 


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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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