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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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袋、あけるだけじゃん。

これが今までわたしが発した言葉の中で最も恥ずかしかったコトバ。
忘れられない。

小学校の家庭科の授業のとき。
カレーライスを作るという先生に向かって言った言葉だ。
わたしは、カレーライスは、袋から出てくるものだと思っていたのだ。
袋を暖めて、ご飯にかけるだけの。
だから、どうしてこの料理を授業で扱うのかが全く分からなかったのだ。
これは、異常だったと自分で思う。


そんなわたしが、自分以外の分の食事を作るようになった。
正直言うと、食事を作ることやおやつを作ることが億劫に感じられることも多い。
もちろん、出来合いの物を買うこともあるし、ジャンクフードも嫌いじゃない。

だけど、子どもたちには、食べものって簡単に口に入るもの
じゃないことだけは、知ってほしいと思っている。
できれば、その料理に使う野菜が大きくなるのにも相当の労力と時間がかかることを知ってほしい。
そして、大事にたべてほしい。
少なくとも今日の食事にどんな野菜が入っていたのかくらいは意識できる食卓にしたい。
ウチの畑から取れた野菜や味噌、我が家のぶどうから作った酵母パン。
どれも格別においしかったことを覚えておいてほしい。


最近、目の前のこどもたちの好き嫌いや食べ方の粗雑さが目に付く。
この休みに入る前に娘が持ってきたパンフレットがあったのを思い出した。
5月23日~25日に飢餓体験をすることで、飢えを知るというキャンペーン。
40時間の断食。
食事を抜くなんてダイエットのときか、忙しくて食事が取れなかったときくらいなもの。
こどもたちは年齢が低すぎて参加ができないけれど、
私自身のこどもに対する対応がしっかり定まりそうで、
やってみようかという気になっている。






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毎週月曜日はinchの開館日。
少しわたしにゆとりが出てきたこと、
息子たちがお話をお友達と聞けるようになってきたことで
この2回の開館日でちいさなおはなし会にチャレンジ。
とはいえ、こどもが集まってきたとき、退屈そうにしているとき、
というような時にやっただけで、けして準備万端ではない。

それでも、得るものは大きい。
なんといっても必要な経験が手に入る。

こどもたちの理解しやすい問いかけの仕方、
こどもたちのよろこぶ場面。
子どもたちの好きな本。
そして、私らしい読み方。
どんなことでも勉強になる。
もちろん、自分の子どもたちにお話を読むけれど、
普段余り交流のない子どもたちにお話するというのは
やはりちょっと違うように思う。


いたって気まぐれなものだけれど、今後のヒントになればと思って
記録して行こうと思う。



■4月14日(月)こども3人■
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)
なかがわ りえこ おおむら ゆりこ
4834000826


どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)
わたなべ しげお おおとも やすお
4834007685


「ぐりとぐらに登場する卵ってどんな大きさだと思う?」
問いかけに答えたこどもたちの体で表現した卵の大きかったこと!



■4月21日(月)こども4人■
めっきらもっきらどおんどん (こどものとも傑作集)
長谷川 摂子
4834010171

どうすればいいのかな? (くまくんの絵本)
わたなべ しげお おおとも やすお
4834007685

だあれだ (絵本・いつでもいっしょ)
まつおか たつひで
4591093697



どの作品を読もうか?というとある男の子が選んでもってきたのは
「めっきらもっきらどおんどん」
実はこの本をいっしょに読むのは2度目のこと。
彼のだいすきな作品のよう。

「どうすればいいのかな?」は、わたしもだいすきな絵本。
そして、子どもたちの語彙のふくらみに驚かされます。
ズボンやくつは「はく」
帽子は「かぶる」シャツは「着る」
この動詞の変化、結構難しいと思うんだどなぁ。
でもこどもたちはひょいひょい語彙を吸収していきます。

いつもどおりに元気にはじまったみちくさ。
歌「みちくさしよう」も楽器を持ちながら元気に歌いました。

そして、おはなし会。

とんとんとん(てあそび)
「さあ たべよう」中島睦子 作・絵
ハンカチ遊び(先に読んだ絵本に登場したばななをつくりました)
だんまりこおろぎ―虫の音がきこえる本 (ボードブック)だんまりこおろぎ―虫の音がきこえる本 (ボードブック)
エリック カール Eric Carle 工藤 直子

by G-Tools


実りや、虫のなきごえが登場する作品で
「秋」をテーマに選書してみました。
こおろぎの羽音がしかけてあるエリック・カールの作品。
「あ!あの穴から音がなってんだなぁ~!」
と仕掛けを暴露してしまった息子(現在電池やモーター遊びに夢中)。
もうちょっと、エリック・カールの作品を楽しんで
ほしかったんだけどなぁ・・・

それはさておき、子どもたちの聞く姿勢ができつつあること、
問いかけに臆することなく発言できるようになってきていることに
気がつきました。
月に一度の活動とはいえ、いいグループ作りができてきている証拠かな。
そして、久しぶりにみんなの前で読みましたが、やっぱり楽しいものです。
そして、いつものことながら勉強不足を感じさせられました。


続いては工作の時間。
幼児グループは懐中電灯を使った影遊び。
カラーセロファンを使って色のついた影を作りました。
最後はその懐中電灯で暗闇探検へ。
児童グループは卵の殻でランプシェードつくり。
和紙を貼り付けて作るシェードから漏れる光。楽しんでもらえたかしら?
そして、できるだけ原型をとどめる必要があった卵の殻。
小さな穴を開けて中身を取り出し、料理に使っていたスタッフさん。
ご苦労様でした。

モーニングティー後は児童・幼児に分かれてお話。

児童は
「イカロスのぼうけん」
早口コトバ
「ちょうちょ、ちょっと、とってちょうだい」(←練習してみてね)
じゃんけんゲーム


幼児
おにいちゃんがお話を読んでくれました。


本来はホーキーポーキーアイスクリームを作る予定でしたが、
時間が不足のため、スタッフが準備したものが
子どもたちに配られました。


そして、解散となりました。




秋の気配。
我が家の畑も、もうすぐおしまい。
大根とインゲン豆、プチトマトに最後のきゅうり。
畑からちょっととってきて作る料理は、本当に楽しかった。
子どもたちの反応もよかったなぁ。
あと畑に残っているのは、数本の大根と、とうがらしとラッカセイ。

これからは、果樹の出番。
といいたいところだけれど、まだまだ植えて数年の木ばかり。
初収穫のフィジョアも、3日もすれば子どもたちのおなかの中に
入っておしまいになるだろう。


土曜日のお話会で読む予定の
「さあ たべよう」中島睦子 作・絵
という絵本を次男とひろげる。
すると、出てくるでてくる、畑で育てた野菜たち。
この作品では、野菜がどんな風に実り、どんな料理になって
食卓に並ぶのかが見て楽しめる。
枝豆から大豆の変化を覚えてくれていた息子にうれしくなって、
また来年も残した種で畑作りしてみようかな、なんて気になっている。



4月19日(土)は出張図書館とみちくさの日。

現在、参加のお申し込みを受け付けています。

スクールホリデーに入った5歳以上のお友達もぜひご参加くださいね。





■テーマ  「光と影で遊ぼう」

 幼児・・・懐中電灯を使っていろいろな影作り

 児童・・・卵の殻でランプシェードづくり

■もちもの

 はさみ・懐中電灯(幼児のみ)・

 カップ(おやつに出すアイスクリームをいれるもの)・スプーン

モーニングティー用のフルーツ(スタッフが切り分けます)





■日時

4月19日(土)10:00~12:00

Meadowood Community House



■お申し込み

お子さんのお名前と、年齢をご記入の上、

以下アドレスまでお早めにご返信をお願いします。



inchlibrary@yahoo.co.jp







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こんにちは!
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inch
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非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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