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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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実現可能かどうかは別として、
学びの場 てとて(仮称)に対する
理想だけをただそのまま書いてみよう。

1 3時間の授業(間に休憩あり)と15分から20分の歌の時間
2 声をたくさん出す機会がある授業
3 作業(工作、お料理、実験など)を通して言葉に触れられる授業
4 日本の年中行事をとりいれる授業
5 テーマを設け、それを中心に文字の学習を行う
6 授業料は1セッション10ドル以内
7 活動にかかわる人が手を取り合って、環境作りに努める
8 日本語も英語もしっかりとした声で話すことができる
心を育てられること

何が難しいのか。
目下、6番だろうなぁ。
これを実現するには、30~40人ほどの子どもたちに対し、
年間7000ドルほど、支援が必要になる。
概算であるけれど、今のところ、上記のスタイルで授業を進めようとすると
一人18ドル。まったくもって程遠い。

ほかの習い事と比較したら、3時間で18ドルは安い?
でも、そうじゃないよなぁ。
言葉の成長は家庭だけでは限界がある。
それを補い、さらに成長できるようにするためには
こうして子どもたちが集い、親たちが集う場所は
必要不可欠なのだから。
そして、子どもに私たちが使う言葉を伝えたいという親の願いは、
ごくごく自然なもの。
だから、だれだって望めば参加できるようにしておきたい。
ハードルは少なくなければならない。

そうは思いながらも、子どもたちはどんどん成長していく。
いやになるくらい速いスピードで。間に合わない。
資金作りをしなければ、という思いの一方で、
時間短縮してでも、まずは場所作りを進めなければならないか、と
あせりを感じる。





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Title
資金のことは、頭が痛いですね。
うーんそうですよねえ。何を始めようとしても、お金のことは頭が痛い。
助成金団体探すにも、任意団体が申請できるものは限られてるし。

まずは、あまり大きく考えず、出来る範囲でやってみたらいいんじゃないかな。
必要なものの優先順位を決めて。
inchさんのところは、先生をお願いする方向みたいだから、その人件費と場所代がたぶん、大きいのよね?例えば、現状でひとり一回10ドル、プラスいずれかからの助成が出るとして予算枠を決め、その中で、出来る範囲で週あたりの時間数を決める、とかっていうのも、アイディアとしてはいいんじゃないかな。

仰っている通り、子どもたちの成長は待ったなし。
今始めるか、資金を作るか、それは悩ましいところだけれど、最初からあまり個々の努力を要するものにしてしまうと、それが却って参加へのハードルになる可能性もあると思いますよ。出来る範囲で、迅速に、がコツじゃないかな?
老婆心ながら。おせっかいでごめんなさいね。
Posted by りんごのき at 2010.04.18 07:08
Edit
りんごのきさん、そうなのよねぇ。
おせっかいだなんて、とんでもないですよ。むしろ、ありがたいと思っています。

図書館を始めたときも、この日記に書いたような資金繰り、子どもの成長の速さ、ビザ関連のことでずいぶん頭を痛めました。
でもふみきってよかった、今ははっきりそう思えます。
本がなかったらと考えると、怖くなるほどです。

りんごのきさんがおっしゃるように、現時点でできる資金面から、
授業時間を考え、活動内容を考えていくべきと、わたしも判断しつつあります。
まずは集い、励ましあい、笑いあう。そこを大事にしていかなければならないですものね。

がんばるぞ~
Posted by inch at 2010.04.18 08:36
Edit
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ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

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