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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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3月24日、第二回の出張図書館とあそびグループ「みちくさ」でした。
本をかりに来てくださる方も増えてきて、
ご寄付していただいた本が子どもたちに抱えられて帰って行く様子が
たまらなく嬉しかったです。
どうか一ヶ月間楽しんでくださいね。

さて、今回のにほんごとしょかんinchのお話会。



キャベツの中から(手遊び)
おおきなかぶ  
1本と5本で(手遊び)※
紙芝居「やさいパーティーしましょ」 脚本 徳永満理   絵 長谷川知子

※ムーランさんありがとう!たのしかったよ!

後半の「みちくさ」でお味噌汁作りをすることから
「野菜」を題材にした作品を選びました。
おおきなかぶは馴染みのあるこどもたちも、そうでないこどもたちも
よく聞いていてくれました。ありがとう。
手遊びはどの程度説明が必要なのか、曲の中に出てくるものの説明が
もうすこし必要だったかな。
次回もなんとか準備して、たのしいお話会にできるといいなぁ。

そして、その後。
なんとなんと、「みちくさ」の歌『みちくさしよう』のお披露目が。
この活動の経理を担当してくれている
ママさんが作詞、
そして「みちくさ」責任者であるママさんの旦那様が作曲ですよ。
詞のみの記載ですが、すてきなママさん・パパさんのパワーをご覧ください。



みちくさしよう  作詞 MIYUKI    作曲 TOSHI

ぼくらはちきゅうのたからもの
だからつよくいきるんだ
だいちとおしゃべりしながら
ゆっくりいこうよみちくさしよう

ぼくらはみんなのたからもの
だからなかよくいきるんだ
てとてをつないでたんけんだ
かけごえあわせてさあいくぞ

ぼくらはみらいのたからもの
だからおおきくいきるんだ
あしたはどこまでいけるかな
おおぞらめざしてはばたこう

ぼくらとママのたからもの
みちくさしながらみつけるよ
ぼくらはキラキラきのみたち
おもいでいっぱいひろったよ


いやいや、本当に驚きます。
人が集まるということは、できることも、それを実現する力も
増すんだなぁと実感です。
「こども」を共通点に集まったみなさん。
今度は、なにしようか。


野菜を型抜きしたり、すいとんをつくったり。


前回の「みちくさ」でみんなでぺたぺたペイントした布を
「みちくさ」フラッグに。みんなの手がた、みつかるかな?
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もう季節は、秋。
日本のものよりも小柄なセミたちも、大きな声を張り上げて
夏の終わりを惜しんでいます。

子どもができて、子どものペースで歩くようになって、
見えるようになってきたもの。
そのひとつは、小さな自然の生き物たち。
ときどき、みたくないなぁ~なんて思うものもあるけれど。

うちの子たちの最近の楽しみは、お散歩中のセミの抜け殻集め。
ヨーグルト1キロ入りの容器いっぱいに集めてきたことも。
うれしそうに、木から抜け殻を採っているのはいいけれど、
なんだか様子がおかしい。
どうやら、こどもたちは「せみのぬけがら」と言っていない様子です。
そして、よ~く耳を澄ましていると、

せみのからあげ

小さな子どもたちのいい間違い。
カワイイもんです。はい。

お薬(おくすり)→おくりす
たんこぶ→たんこぶ
穴を掘る(あなをほる)→あなを
歯(は)→は

などなど。まあ、かわいもんです。

そして、夕ご飯の準備中。
おなかをすかせた子どもたちがメニューを聞いてくるので
「鳥のから揚げ」
と答えると、長い沈黙が・・・。
いやいや、勘違いしているよ、君たち。


今日は娘の遠足の日。
Year2(6歳クラス)みんなで、BUTTERFLY CLEAK(ちょうちょの博物館)へおでかけ。
この2週間、教室にはちょうちょの本が並び、
ちょうの変態を観察できるように、さなぎがおいてありました。
蝶の絵も描きました。

出発の朝。
先頭に担任の先生が歩き、その後には
5人くらいのグループに分けられた子供たちがぞろぞろバス乗り場にやってきます。
そのそばには、数名の引率父兄の姿。
ニュージーランドの学校では遠足や海水浴・水泳の授業などの際、
父兄にお手伝いを求めることがあります。
子どもの安全のために。
引率するのは、お母さんばかりじゃありません。
お父さんの姿も、ちらほら。
そして、盲導犬になるために訓練中のレトリバーもいっしょにバスに乗り込んでいきました。
これは、日本ではめったに見かけない風景ではないかしら。
残念ながら、幼い子どもたちを連れてのお手伝いの参加が認められていないので
いまだに参加したことはありませんが、いつかはやってみたいもの。
みんなでどこかへいくなんて、わくわくするもんなぁ。

そんなわけで、今回もお見送り。
バス乗り場で娘はどこだ~?と探していると、
先生のはからいで例のLouisといっしょのグループ。
バスも隣の席になり、ウキウキ。
そんなわけで、私の見送りに全く気づかない娘。
お~~~い!

5歳でピアスをあけ、
最近はパンクなヘアースタイル。
校則もそっちのけの彼の通学スタイル。
ときどき大きなけんかをしてみんなの前で叱られちゃうけど、
中身はいたって優しい男の子。
そんなわけで、モテるLouis。
ライバルも多い娘の初恋。
今後の展開に、目が話せませんな。(笑)







もちろんあります、ニュージーランドでも。学校での父兄と先生の面談の日。
娘がどんな学校生活を送っているのか、とてもとても気になるもの。
一体どんなことをいわれるんだろう・・・とドキドキ。
そして、先生のおっしゃることが理解できるかなぁ。もちろん英語だし。・・・とドキドキ。

2月に新学年になり、担任の先生もかわりました。
イギリスからやってきたばかりの、とてもカワイイ先生。
学校での態度や、英語の理解がどの程度のものなんかを聞いて見ると、
「だいじょ~ぶ!」
の返事。
うちでは全くの日本語環境だから学校で娘が大変な思いをしているのではないか、
授業にもついていけず、ボ~ッと毎日過ごしているのではないか、と
心配していたわたし。
ホントかぁ~?と疑いたくなってしまいましたが、今のところ
大丈夫だとか。

「そんなことより、お母さん」
と先生が話題をかえました。
「どうして、男の子とばっかりあそぶんでしょうね、お宅のおこさん。誰が好きなんだっけ?」
と娘に聞く。
「ええと、Louis!」
ニコニコで答える娘。
「男の子と遊ぶのもいいけれど、女の子同士で遊ぶのもいいものですよね。
女の子特有の遊び方とか話題って言うのもありますし。
英語もぐっと伸びるような気がするので、授業中は女の子とグループを作らせるようにしているんですけどね。そうすると、ぜんぜん授業に興味がなくなっちゃうみたいなんですよ。」
なんだか、気恥ずかしくなってきて、ふふふ、となるワタシ。
娘は得意げに幼稚園からいっしょで、だいすきなLouisについて、先生に熱く語る。
そろそろ、帰りたくなってきたワタシは、先生にあいさつ。
「ねぇ、まだ早いわよ。ボーイフレンドはもう少し先。」
なんていわれている娘。
 
10代の妊娠が社会問題となっているニュージーランド。
ふとそんなニュースを思い出し、一人「ひえ~」と頭を抱える母なのでした。


「KINDY燃えちゃった」
今朝の息子の第一声。
KINDY〈幼稚園)が火事になって燃えてしまったので、今日はKINDYは行かないという
ことらしい。
朝から始まったか・・・気分が重くなる。

・・・ん?待てよ。どこかでこの言い訳。
小学校のマラソン大会だ!
ブルマーで近所を走らなくちゃならないのがいやでいやで
「学校燃えちゃった!」
と両親に言ったことがあったっけ。
結局
「燃えているか見に行こうか。燃えていたとしても、
外を走るんだから大丈夫だよ」
とあっけなく言われたんだっけ。
遺伝だったか~と苦笑いしながらKINDYに向かうと、
今日から少しずつ離れる練習をしましょうか、と先生。
30分経っても泣いているようなら、電話するから、帰るように言われました。
ところが大泣き、大騒ぎ。
「離せ~!痛い!ママ!ママ!」
先生に抱えられて出口ゲートから離される息子の様子に
なんだか悪いことをしているような気分になってくる。
それでも
「帰って!」
と合図を送る先生に従ってうちに帰りました。
・・・が落ち着かない・・・。
いつ電話がかかってくるか、どきどき、どきどき。

そして、お迎えの時間。
今まで見たことのないような息子の笑顔に驚いていると
「泣いていたのは5分くらいよ。
後は楽しく遊んでいたわよ。
大丈夫、心配しないで。
あなたはちゃんと迎えに来ることを伝えたら
すぐに去りなさい。
そうじゃないと、いつまでも一人でがんばれないわ。」

なんだか拍子抜け。
「楽しかった?」
の質問には全く答えてくれなかったけれど、息子なりにはじめの一歩をふみだしたよう。
明日もKINDY。
明日の朝はどうかなぁ。

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こんにちは!
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非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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