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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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日本からの絵本のご寄付が、日本国内で受け付けられるようになりました。

ニュージーランドと日本の親善を目的とするボランティア団体JPNZVCS様の
全面的なご協力で実現したものです。
ニュージーランドで学んだり、働いたりとさまざまな目的でニュージーランドを訪れる若者が、
初志を忘れず、安全に目標を達成できるようにと、熱心に活動されています。
その姿には、私も多くのことを学ばせていただいています。
先ほども、力強い応援をいただいたところです。
inchだけではなく、私個人を応援してくださる、かけがえのない存在です。

 さて、日本でのご寄付についてです。
詳しくは、inchホームページ内でご案内していますが、
この日本の窓口に、inchを応援してくださっている方がステキなお名前をつけてくださいました。
その名も[inch trunk]

日本のさまざまな地域で読まれた本が、大きな大きなトランクに入れられてニュージーランドにやってくる、そんなかわいらしいイメージで、とても気に入っています。
 
 みかん箱にして、だいたい15~20箱の絵本がJPNZVCS様に集まった時点で、ニュージーに向けてこの[inch trunk]は、旅に出られます。

 皆さんのご協力を、これからもよろしくお願いいたします。
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ニュージーランド人のママが聞きました。
「相撲レスラーは、人気者で高給取りなの?」
とつぜんの質問に驚きつつも、強い力士は高給取りだと説明すると
「それじゃあ、日本人の子どもたちは、みんな相撲レスラーになりたいな~って思うの?」
確かに高級とりで人気はあるけれど、
確か子どもたちがなりたい職業に、サッカーや野球の選手はあっても、
お相撲さんはなかったような・・・。

さて、ニュージーランドのこどもたちの将来の夢。
娘のクラスメートに聞いてみました。
日本の子供たち同様に、スポーツ選手という答えが多かったのですが、
さすがオールブラックスで有名なラグビーの国。
「ラグビー選手」との答えもちらほら。
それから、大工さん。(こちらでは大工さんは、高給取りです。)
女の子は、「プリンセス」に「ケーキ屋さん」。

そういえば、私の夢は何だったかなあ。

 ペットをヤドカリ以外に飼ってもらえなかったので、
 動物に囲まれた環境がうらやましくて、獣医さん。

 担任の先生がいつもテストばかりするので、
 テストをたまには誰かに出してみたくて、学校の先生。

 それから、駄菓子屋さん。もちろん、お菓子狙いで。

 どれも、かなわなかったなぁ。


「大きくなったら、何になる?」
娘に聞いてみました。
「ママ!!」
おおっ。なんて素敵な答えでしょう。理由を尋ねてみました。
「学校、行かなくていいから~」


 




 ご存知でしたか?
 ニュージーランドの南島の観光地、クイーンズタウンには日本語図書の文庫
「クイーンズタウン子ども文庫」があります。

 この文庫がはじまったのは、今から五年前。
「なるべく多くの方が利用できるようにしてほしい」
との願いとともに、60冊もの子供向けの本をご寄付された方がいらっしゃったことから
始まったそうです。
そして、日本食材店の一角での貸し出し活動がスタート。
しかしながら、三ヶ月前にその食材店が閉店。
1200冊に膨れ上がった蔵書たちの行き場がなくなった状態が続いていました。
  
 そんな中、一人の女性がご自宅のガレージスペースでの文庫活動の再開に名乗りを上げました。
子育て中のママであり、仕事にも熱心な女性です。
また、読み聞かせの会も開いていらっしゃいます。
時間のない中、1200冊もの本を整理しなおし、ついに先日
「クイーンズタウン子ども文庫」が、息を吹き返しました。
(写真は、そのときの様子です)

 私は、まだ実のところ、わかっていません。こうして海外で生活する中で、
日本語の絵本を子どもと一緒に読むことが、どれほど大切で、
子どもたちに影響を与えるものなのか。
 
 けれど、こんなふうに思うのです。
「絵本を読む」ということは、子どもと大人が一緒にできる遊びのひとつ。
そのひとつが、なくなってしまうのが、とても、とても、惜しい、って。

 もしも子どもを育てていなかったら、わが子がもう大きかったのなら、
この活動は始めていなかったでしょう。
 目の前の子どもたちがいるからこそできることなのです。
 そして、クイーンズタウンの彼女もきっとそうなのではないかと思うのです。

 笑顔のあふれる文庫となることを祈って。そして、いつかお会いできる日を楽しみに。
 
 


二週間くらい前のことです。

電話が鳴ったので、リビングから電話のある玄関に向け小走りに。
そこで事件は起こりました。
皆さんも一度は体験したことがおありかと思いますが、足の小指をドアにぶつけ、うずくまる・・・。
久しぶりにやってしまいました。

でも、なんだかいつもと違いました。
いやな音がしたぞ。
どんどん腫れてきたぞ。

 もともと、わたしの足の小指は、不恰好な感じですが、いつもにまして、ひどい。
しばらくすると、歩くのもきつくなってきました。
一晩様子を見ようと、ベッドに入りましたがどうにも寝付けない。
そんなわけで、24時間開いているお医者さん、SHORE+CAREへ。
普段は、GPと呼ばれるかかりつけのお医者さんに見てもらうところですが、
SHORE+CAREは、こういった緊急の場合や、GPが閉まった後などに診てもらうことができます。
診察料は、GPよりも、ずいぶんかかってしまいますが、今回はいた仕方がない・・・。

 診察をしてくださった先生。
「こりゃ~、見るからに折れているね。
レントゲンとってもいいけど、意味ないんじゃないかな~。
これは間違いなく折れている。しかも、もう60ドル(5000円弱ぐらい)くらいかかるし。」

「なるほど~。じゃあ、レントゲンはいいです」

「そう?で、場所が場所だけに、ギブスなんて巻けない場所だ。
 できるのはこんなところだよ~。」

と、折れた指の支えとして選ばれた隣のお姉さん指とともに、
テーピングを二本、くるっとまかれて診察終了。

痛みで、すっかり忘れていました。
ニュージーランドは過度のケアをしないこと。
この国の医療体制に問題がないわけではありませんが、基本的に自分で治せるものは治す、
そういうスタンスです。

そうそう、話は戻って、怪我の原因の電話。
テープに吹き込まれた不動産のセールスだったんです。
もう、コメントもできません。



 三輪車に乗るのが大好きな長男と、ベビーカーに揺られながらのお昼寝が大好きな次男を連れて、お天気のいい日はお散歩に出かけます。
私が暮らす町には坂がたくさんあるので、楽ではないけれど、楽しいひと時が過ごせます。子どもたちとの会話はもちろんのこと、すれ違う人たちとのコミュニケーションもその魅力。

 ニュージーランドでは、道ですれ違う人とたいてい挨拶を交わします。
たとえ初対面であっても、笑顔で
"Hello!!"
"Hi!"と。
子どもを連れているときなどは、
「自転車、上手に乗るのね~」とか、
「ちびちゃんは、お昼寝中なのね」と、
声をかけられることも多いんです。
長男は、ほめられているのが分かると照れくさそうに、三輪車のスピードを上げて逃げようとするんですけどね。

 近所をぐるっと一周するだけのお散歩でも、結構な数の人とすれ違うものです。こちらに来た当初は、笑顔も引きつりがちだったけれど、数え切れないほどの人たちとすれ違い、挨拶を笑顔で交わしていく度に、ぎこちなかった笑顔も自然な笑顔に変化してきたように思います。
 
 笑顔ってクセにしてしまうといいのかもしれませんね。
人と挨拶をしたり話をするときは、笑顔、って。
まあ、目じりのしわは気にならないわけではありませんが・・・。

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こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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