ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
ご存知でしたか?
ニュージーランドの南島の観光地、クイーンズタウンには日本語図書の文庫
「クイーンズタウン子ども文庫」があります。
この文庫がはじまったのは、今から五年前。
「なるべく多くの方が利用できるようにしてほしい」
との願いとともに、60冊もの子供向けの本をご寄付された方がいらっしゃったことから
始まったそうです。
そして、日本食材店の一角での貸し出し活動がスタート。
しかしながら、三ヶ月前にその食材店が閉店。
1200冊に膨れ上がった蔵書たちの行き場がなくなった状態が続いていました。
そんな中、一人の女性がご自宅のガレージスペースでの文庫活動の再開に名乗りを上げました。
子育て中のママであり、仕事にも熱心な女性です。
また、読み聞かせの会も開いていらっしゃいます。
時間のない中、1200冊もの本を整理しなおし、ついに先日
「クイーンズタウン子ども文庫」が、息を吹き返しました。
(写真は、そのときの様子です)
私は、まだ実のところ、わかっていません。こうして海外で生活する中で、
日本語の絵本を子どもと一緒に読むことが、どれほど大切で、
子どもたちに影響を与えるものなのか。
けれど、こんなふうに思うのです。
「絵本を読む」ということは、子どもと大人が一緒にできる遊びのひとつ。
そのひとつが、なくなってしまうのが、とても、とても、惜しい、って。
もしも子どもを育てていなかったら、わが子がもう大きかったのなら、
この活動は始めていなかったでしょう。
目の前の子どもたちがいるからこそできることなのです。
そして、クイーンズタウンの彼女もきっとそうなのではないかと思うのです。
笑顔のあふれる文庫となることを祈って。そして、いつかお会いできる日を楽しみに。
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無題
こどもに絵本は、万国共通で大切に思われているのですね。
文庫は、自分の周りのこどもにしか本を届けられないけれど、でも、自分の周りのこどもに届けることができる、でもあるんですよね。
目の前にこどもがいる、とても大切なことに、改めて気づかせていただきました。ありがとうございます。
文庫は、自分の周りのこどもにしか本を届けられないけれど、でも、自分の周りのこどもに届けることができる、でもあるんですよね。
目の前にこどもがいる、とても大切なことに、改めて気づかせていただきました。ありがとうございます。
みっちーさんコメントありがとうございました!
そうですね。わたしもあせらず、自分の周りから、いこうとおもっています。
やりたいことはいっぱいですが、私にも時間と労力のキャパの限界はありますから。
みっちーさんのような楽しい遊び場文庫、そういう形にもとても魅力を感じています。
やりたいことはいっぱいですが、私にも時間と労力のキャパの限界はありますから。
みっちーさんのような楽しい遊び場文庫、そういう形にもとても魅力を感じています。
こんにちは!
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inch
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非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
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