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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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私が小さかった頃、駄菓子屋へ友達と通ったものです。
狭いお店にぎっしりと並べられたおやつ。
当時は、30円もあれば、けっこう楽しめました。
酢イカに、ヨーグル、コーラ味のシュワシュワするラムネ、さくらもち。
どんどん焼きっていう小袋入りのおかきみたいなものもありました。
本当は水に溶かしてジュースにするらしい粉(コーラ味やらラムネ味やらいろいろありましたが)を
指につけてなめるのが,大好きでした。
遠足のおやつは、スーパーなんかじゃなく駄菓子屋で買うのもお決まり。
「おやつは300円分まで」と決められていたけれど、
駄菓子屋ならリュックいっぱいのおやつが買えました。
 
一方、こちらニュージーランド。日本のコンビニ的なお店が町にひとつはあるのではないでしょうか?
日用品、食料品、切手やタバコ。たいていのものが売っています。
が、やはりコンビに同様値段はやや高め。
なので、いつもこういったお店で買うのは、子どものちいさな駄菓子。
ショーケースに並べられた5セントから買える小さなおやつです。
チョコレート、固めのグミ、ラムネなどが並びます。
「これとこれ」と指をさすと、お店の人が小さな紙袋に入れてくれるんですよ。

今日買ったのは、ハート型のグミ、わにの形のグミ、それからメロンのグミ。

「・・・って全部同じグミじゃない。」
そういうと、
「ぜんぜん違う!硬さも、味も違うんだよ~っ!」
とのこと。なんだかな~と思っていたけれど、そういえば、そうでした。私が子どもだった頃。

「小梅」という大袋入りのキャンディーには、ちいさなキャンディーに混じり、
必ず小さめのスーパーボールくらいの大玉が二つはいっていました。
母に
「どうして、この大玉はいらないの?大きくて、二つしかないのに?」
と不思議そうにいわれたものです。やっぱりわたしも、目の前の子どもたち同じ。
「ぜんぜん違うよ!だって、塩味足らんもん。」
子どもは子どもなりの、こだわりがあるのかもしれません。

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 ニュージーランドでは、スパゲティーが缶詰にはいっています。(注意:もちろん乾燥したスパゲッティーも売っています。)

 私は、特別グルメでもないし、料理が得意なわけでもありません。
けれど、スパゲッティーをゆでるときは「アルデンテ」に。
くっつくといけないから、なべから離れないようにという意味から「スパゲッティーはさびしがりや」。そんなことを聞いたことがあります。

 当然、年中ソースに浸った状態なので、スパゲッティーは、歯ごたえがありません。どこかで食べたことがあるなあ、なんて記憶をたどってみると、息子がこの間まで食べていた離乳食にそっくり!
もちろん、味は離乳食とは違って、しっかりついています。

「こんなのスパゲッティーじゃな~~い!!」
と、嘆いている脇で、黙々と食べ続ける子供たちとパパ。やわらかいせいか、どんどんおなかに入るよう。スパゲティーを盛り付けたボウルに口を当てて、ズルズル飲むように食べる始末。

 ニュージーランド人の友人に聞くと、もちろん、このまま食べることも多いけれど、これをパンにはさんだり、前菜としてクラッカーにのせたりして食べることもあるのだそうですが。いかがでしょう?



 

 フィッシュアンドチップスです。
 ポテトフライに、魚のてんぷらのようなフライがこれだけはいって250円ほど。
こんな風にわら半紙のような手触りの紙に、くるっと包まれて渡されます。このラフさが、なんとも心地いいんです。

こちらでは、持ち帰りの料理を「テイクアウト」とは言わず「テイクアウェイ」といいます。移民国家ならでは、料理も多種多様です。中華、韓国料理、サモア料理、インド料理にベトナムやタイ料理など。モチロン和食もあります。もしかしたら、テイクアウェイ料理で世界一周もできるかも!?

 我が家から数分離れたところにも、テイクアウェイのお店があります。韓国の方がオーナーです。メニューはハンバーガーなどのほかにワンタンスープや春巻きもあります。

 最近乗れるようになった三輪車にまたがって、揚げたてのポテトフライ目指して、ペダルをこぐこどもたち。いつもなら、三輪車を降りて、どんぐりを拾う場所も素通りで、あっという間に、お店に到着。
"Hello!"
いつもはそんな元気に挨拶しないくせに~。

 




 お散歩中に、こんなものを見つけました。

"free feijyoas take some"

 どうやら、無料でいただいていってもよさそう。フィジョアに目がない私たち、いただいてきました。も、もちろん一袋ですよ。
 
 八百屋さんに秋の味覚が並ぶようなりました。このフィジョアに、真っ赤なりんご、おなじみキウイフルーツ、栗。そんな今、個人宅のお庭でも、大きく育った果樹が、たわわに実をつけています。八百屋さんに並んでいるほとんどの果物を、家庭で育てることができるのではないでしょうか。

 何もなかった我が家の庭に、去年、果樹を植えました。三人きょうだいなので、一人一本ずつ世話をさせてみようかと、一番上の娘にはりんごの木を、長男にはオレンジの木、一番下の子にはフィジョアの木を。植えた頃はまだ、こどもたちの身長よりわずかに大きかっただけなのに、気が付けば、子どもたちが見上げるほどの大きさに。りんごは今年8個実をつけました。ニュージーランドの気候のよさが、納得できますね。
 
 この調子だと、うちの前に「おひとついかが?」と袋が並べられるのも時間の問題かしら♪

 

 



 おやつの時間。我が家では、オーブンで焼いたクッキーやケーキ、パン、スコーンなどが度々登場します。子どもたちと一緒に作ることもありますが、子どもたちが寝静まった後、一人コネコネすることも。小麦粉をいじること、わたしにとって簡単にできる気分転換のひとつです。

 今日は、お友達に教えてもらったスティッククラッカーと、クッキー。クラッカーのほうは、パンを作る基本の生地を棒状に伸ばしてカリカリになるまで焼いたもの。中には、チーズとゴマが入っています。ガーリックパウダーやえびを粉末にしたものなどを混ぜたものも、おいしいんですよ。

 さてさて、ニュージーランドの家のキッチンには、必ずオーブンが付いています。そうでなければ、家屋と認められないのだとか。
 スーパーでは強力粉や小麦粉だけではなく、全粒粉やコーンフラワー、あらかじめベーキングパウダーの入ったものなどが、さまざまな量にパッキングされて売られているんですよ。
 
 娘が通っていたkindergartenにも、オーブンがありました。
娘がレーズン入りのスコーンを初めて焼いて、食べずにうれしそうに持って帰ってきた日、今でも覚えています。
その日から、我が家のベーキングライフが始まったのかもしれません。

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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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