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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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ニュージーランド人のママが聞きました。
「相撲レスラーは、人気者で高給取りなの?」
とつぜんの質問に驚きつつも、強い力士は高給取りだと説明すると
「それじゃあ、日本人の子どもたちは、みんな相撲レスラーになりたいな~って思うの?」
確かに高級とりで人気はあるけれど、
確か子どもたちがなりたい職業に、サッカーや野球の選手はあっても、
お相撲さんはなかったような・・・。

さて、ニュージーランドのこどもたちの将来の夢。
娘のクラスメートに聞いてみました。
日本の子供たち同様に、スポーツ選手という答えが多かったのですが、
さすがオールブラックスで有名なラグビーの国。
「ラグビー選手」との答えもちらほら。
それから、大工さん。(こちらでは大工さんは、高給取りです。)
女の子は、「プリンセス」に「ケーキ屋さん」。

そういえば、私の夢は何だったかなあ。

 ペットをヤドカリ以外に飼ってもらえなかったので、
 動物に囲まれた環境がうらやましくて、獣医さん。

 担任の先生がいつもテストばかりするので、
 テストをたまには誰かに出してみたくて、学校の先生。

 それから、駄菓子屋さん。もちろん、お菓子狙いで。

 どれも、かなわなかったなぁ。


「大きくなったら、何になる?」
娘に聞いてみました。
「ママ!!」
おおっ。なんて素敵な答えでしょう。理由を尋ねてみました。
「学校、行かなくていいから~」


 
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 三輪車に乗るのが大好きな長男と、ベビーカーに揺られながらのお昼寝が大好きな次男を連れて、お天気のいい日はお散歩に出かけます。
私が暮らす町には坂がたくさんあるので、楽ではないけれど、楽しいひと時が過ごせます。子どもたちとの会話はもちろんのこと、すれ違う人たちとのコミュニケーションもその魅力。

 ニュージーランドでは、道ですれ違う人とたいてい挨拶を交わします。
たとえ初対面であっても、笑顔で
"Hello!!"
"Hi!"と。
子どもを連れているときなどは、
「自転車、上手に乗るのね~」とか、
「ちびちゃんは、お昼寝中なのね」と、
声をかけられることも多いんです。
長男は、ほめられているのが分かると照れくさそうに、三輪車のスピードを上げて逃げようとするんですけどね。

 近所をぐるっと一周するだけのお散歩でも、結構な数の人とすれ違うものです。こちらに来た当初は、笑顔も引きつりがちだったけれど、数え切れないほどの人たちとすれ違い、挨拶を笑顔で交わしていく度に、ぎこちなかった笑顔も自然な笑顔に変化してきたように思います。
 
 笑顔ってクセにしてしまうといいのかもしれませんね。
人と挨拶をしたり話をするときは、笑顔、って。
まあ、目じりのしわは気にならないわけではありませんが・・・。

先日、娘はお友達のおうちにお泊りしてきました。
初めてのことだったので、トイレにちゃんといけるのか、悪さはしないか、などと心配していましたが、私の心配をよそに、なんだかとっても楽しかったようです。

友達のおうちにとまりにいく

私の子供の頃を振り返ってみても、そんなに多くを経験したような覚えはありません。
友達と一晩過ごすといったら、キャンプや修学旅行を思い出してしまいます。
ところが、ニュージーランドでは、お友達のおうちに泊まりに行くことはよくあることなのだそう。
5歳にもなれば、あちらこちらからお泊りのはなしが聞こえてきます。
お泊りに出す理由は、両親の仕事やパーティーの都合、子どもたちからのリクエストとさまざま。
どんな理由にせよ、子供たちはお泊り大歓迎!!
寝袋だって、いつでも準備オッケーです。

昨日、友達が泊まりに来た男の子。
ずうっと、話に夢中で夜中の2時まで起きていたのだそう。
そんなわけで、今朝は学校に遅刻です。
でも、お泊りがどれだけドキドキするものか容易に想像が付きますよね。

さて、娘の初お泊りの感想は?

「きゅうり、いっぱい食べたんだ♪」

・・・なるほど。

 ニュージーランドの小学校では、入学式を行いません。日本のように、ピンク色に染まった桜をバックに、新入生が記念写真を撮ることもありません。
 
 5歳になったその日が、小学校に入学する日。

ということは、入学の日は、ばらばらだということなんです。
入学式や、新入生を迎える会などの学校行事を経験してきた私は、
「なんだか物足りない感じだなぁ・・・。」
とおもっていました。・・・が、バースデーパーティーがすごいんです。入学という節目を、家族や友人たちをたくさん招いて、バースデーパーディーでお祝いするというわけです。

 パーティーにはさまざまな形がありますが、ときに、ピエロや妖精、人魚に扮したエンターテイナーがやってきたり、はたまた移動動物園がやってきたり。招待してもらった子供たちも、もちろん大喜びです。おみやげには、小さな袋に入った、おやつが配られます。
 
 さて、つぎの6歳の誕生日は?
5歳の誕生日に、幼稚園を貸切り、盛大なパーティーを開いたママにちょっと、聞いてみました。

「あんなの、二度とやらないわよ!!
産まれてから5歳までは、パーティーの規模が大きくなっていくけれど、それ以降は静かなものよ。
うちの子の次のパーティーは、お友達が泊まりにきてくれるくらい。」

とのこと。
パーティーは小さくなっても、あったかいパーティーを開こうね。
なんて、素敵なママのようなコメントを書きたいところですが、内心、ほっ、としてしまったママなのでした。

 

 
 




 また、雨です。季節の変わり目は雨が降ったり止んだりの繰り返し。

 雨で洗濯物が干せないとか乾かないということは、5人家族の我が家にとってそりゃあもう、一大事なわけです。洗濯がストップしようものなら、洗濯機の前にはかごに収まりきらない汚れた衣類が雪崩を起こし、部屋の中は干された洗濯物がいっぱいで、まるでジャングル。
 でもですよ、朝からずっと雨が続いているなら、まだいいんです。あきらめもつくから。だけど、オークランドの空は本当に気まぐれ。さっきまでの土砂降りが、うそのように青空が広がり、そうかと思えば、また激しく降り出して・・・。この繰り返し。

 「ニュージーランドでは雨でも洗濯物は干しっぱなし」

 そんな記事をどこかで読んだことがあります。この天気の変わり方では、当然のことかもしれません。
 以前は、空を何度もうかがいながら、雨が降る前に洗濯物を取り込み、雨が止んだらもう一度干す、なんてことをやっていました。子どもと、空の色や雲の動きを観察して、できるだけぬれないようにと、空を読むわけです。その駆け引き、結構難しいんですよ。けれど、最近は違います。
 大事なのは、雨にぬれないことではなくて、晴れ渡った後、どのタイミングで、いつ取り込むか、ということ。
 
 晴れると、ジリジリと夏のような日差し。雨でぬれてしまった洗濯物も、ぐんぐん乾いていくのです。うまくタイミングを見計らって、取り込めばしっかり乾いていることもあるんですよ。
そんなわけで、今は雨を怖がるのではなく、
「降りたいだけ、降ってみろ~ベロベロバ~!!」
ってな具合で青空を待ちます。洗濯物が少しでも乾くように、いいお天気が長く続くことを、願いながら。

・・・すいません、こんな話で。でも、我が家には、「雨と洗濯」って、とっても大事な話なんですぅ。

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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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