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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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夜7時。夕食もとらず、ドライブへ。

この10分前、我が家の子どもたちは大喧嘩。
今日、何度目だろう。
いけないと分かっていても、つい怒鳴ってしまった。
子どもたちは、その声に驚いて泣き始めてしまう始末。
わたしの気持ちも静まらない。
おもむろに、車の鍵を取ると子どもたちもついてきた。
本当は、この場はパパに任せて、一人で頭を冷やしたかったのに。

車を走らせて、少し経つと冷たい風のせいか気持ちも落ち着いてきた。
買ったばかりの色鉛筆の貸し借りでけんかしていた子どもたちも、
「スカイタワーだ!!」
「真っ暗だね~」
なんて、結構のんき。すると、
「ママ、ごめんね。ウエアーハウス(日用品店)でせっかく安くなってた色鉛筆、大事にしなくて・・・」
と娘。
「"せっかく安くなってた"は余計でしょ~」
というと、
「ママ、安いことは大切だよ。」
とまじめに答える。どうにもおかしくなってしまって、大笑い。

私は、ただの子育て真っ最中のママだ。
だけど、こうして毎日毎日うれしいことも、頭を抱えてしまうような問題もこどもたちが運んでくる。それに沿うように、私の気持ちも、盛り上がったり、下がったり。それがすべて。
だけど、それがちょっと今日はシアワセに思えて、なんだかうれしくなった。
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 もうすぐ、イースターです。キリストが死後3日目によみがえったことを祝う、クリスマスとならんで有名なお祭りです。
 
 スーパーマーケットには、チョコレートでできたイースターエッグがたくさん売られています。カラフルな銀紙に包まれたもの、マシュマロ入りのもの、50センチはあろうかという巨大なもの。(なぜか、「大相撲チョコレート」と名前がつけられていましたが・・・。)それらを、庭や公園に隠し、こどもたちがわいわいいながら探す、「エッグハンティング」も有名なところでしょうか。

 さて、そんなお祝いムードの中、ショッピングセンターに「イースターバニー」がやってきました。
うさぎが卵を持ってやってくるという言い伝えがあり、イースターにはうさぎがつきものなのだそうです。
 子どもたちは、このうさぎさんとダンスしたり手品を楽しんだり、やや興奮気味。
 そろそろ、ショーも終わりに近づいてくると、チョコレートをいつもらえるのか、とみんなそわそわしはじめました。
 
 だけど、人生そんなに甘くありません。このうさぎさん、

「チョコレート、みんなのぶん食べちゃったんだ。」

なんていいだしました。子どもたちは本気で

「No~!!」

食べ物の恨みは恐ろしい・・・とはこのことです。
こどもたちの殺気を感じてか、その後すぐにチョコレートが配られたのでした。

  

 “Shore Times”地元の情報誌です。週に数回、無料でポストに届けられます。地域の情報を手に入れるのに、もってこい。求人、不動産、イベント情報。それから「売ります、買います」コーナーには、不要になった車や家具などの記事が。

 中でも金曜日に届けられる紙面には、こどもたちの楽しみが。何だと思いますか?
 
 実は、ガレージセールの情報なんです。毎週末、必ずどこかのお宅で開かれています。何でも売っていますよ。ベッドや、ソファーなどの大型家具、コンピューターに冷蔵庫、ガーデニング用品にキッチン用品。帰国セールともなると、うちの中の一切合財が、安く売りに出されています。
 
 こどもたちの目当ては、もちろん、おもちゃ。1ドル(70円くらい)を持って、宝探しです。もちろん、いつもいいものに出会えるわけではありませんが、それもガレージセールの醍醐味。彼らなりに必死で探し、今度は値段交渉です。おもちゃを売っているのは、以前それらを大切に使っていた、おにいちゃんやお姉ちゃんだったりすることが多いので、その駆け引きは、見ていて結構オモシロイ。
 「そんなに安くできないよ」
といっていたはずが、売れたのがうれしかったからか、かえって高そうなおまけをつけてくれたり。
 「これはシリーズだからバラで買ってもだめだよ。全部買わなくちゃ」なんて商売上手な子もいたり。

 明日は金曜日。どこのガレージセールが狙い目かな?子どもたちはいつものように相談を始めることでしょう。

 私の歯が抜けたのはいつだったかなあ。
 
 というのも、つい先日、5歳の娘の前歯が抜けました。ぐらぐらし始めてから、ずうっと気になって仕方なかった様子だったので、ようやく抜けてうれしそう。親としては、成長の早さを喜ぶやら、ちょっとさびしいやらで、ちょっとフクザツ。

 さて、この抜けた歯、みなさんどうします?

 私が子供のころ、抜けた上の歯は、地下へ、そして、下の歯は屋根の上に投げました。まっすぐ歯が成長することを願って。皆さんはどうですか?

 こちらニュージーランドは、歯が抜けた日の夜tooth fairy(歯の妖精←訳すとなんだか変ですが)がやってくると子供たちは信じています。
 
 さて、そのtooth fairyとは?
 
 歯が抜けた日の夜、子どもたちは、抜けた歯を枕の下にしまって眠ります。すると、夜のうちにtooth fairyがやってきて、こっそりそれを大事に持っていくのだそう。朝起きると、枕の下にはもちろん抜けた歯はなく、数枚の銀貨が残されている。こんな、かわいらしい習慣です。

 さてさて、このお話を友人から聞く前に、屋根に向かってとっくに投げてしまった娘。

  「どうしよう・・・」



 ご存知の方も多いかしら?これ、赤ちゃん用(新生児~6ヶ月くらいまで)のチャイルドシートです。

 車につけるときは赤いボタンのあたりにベルトを通して固定します。
 そして、お買い物などママが歩いて移動するときは、このままポンと専用のベビーカーに乗せて固定して、はい出来上がり。
 お出かけから帰ってきた後は、あら、便利。今度は写真のようにゆりかごに。
 あかちゃんも、適度なホールド感が心地いい様子で、終始ご機嫌です。
 赤ちゃんの乗せおろしって意外に大変な作業。これなら、ママもらくちん。

 このシート、日本で言う保健所(プランケット)で借りることができます。

 我が家も、借りたはずですが4100gで生まれ、あっという間に大きくなった息子がこれを使っていた記憶や写真はありません・・・。


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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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