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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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知らない子どもであれ、友人の子どもであれ、
あぶないこと、悪いことをやっていたとき、
うるさがられようが、嫌われようが、堂々とそれを言うようにしている。
たいていうちの息子のほうがトラブルを起こすことが多いから

「ウチの子のほうが問題起こすことが多いのは承知だけどさ」

と心の中で前置きしながらだけど。
なにか大変なことになってからでは遅い、という思いと、
私の子どもたちがなにかしたときには、ためらわずにどんどん
指摘してやってほしいと思っているからだ。
少なくとも私の場合、息子が他人から注意を受けているのを見て
不快に思ったことはないし、おせっかいだとも思わない。

わたしは専業主婦で、子どもたちの世話をするのが仕事だ。
だけど、始終、そのトラブルをよく起こす息子のことだけを見続けることはできない。
公の場に出ればなおさら、散り散りになった子どもたちの動向すべてを
見ていることはできない。
どんなに努力しても、うめきれない瞬間がある。
その瞬間を、周りの大人に託すことができたらいいのに、
そんな風に思うけれど、難しいものかな。

注意することもなく、冷たい視線を送られただけの日は、
無力な母を痛感するだけ。






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Title
無題
 私も同感です。我が子には,『どの人でも大人が言ってくれていることは,必ず聞かないといけない』と言い続けています。
 声(注意を含む)を掛けてもらえても それを聞く耳を持っていなかったらとても残念と思うからです。これは,案外難しいことです。
私も,目についたことは他人の子であれ声をかけることがありますが,ちゃんと立ち止まって話しを聞けるこに出会うとほっとします。
 まあ,世の中いろんな人がいるので,声をかけてくれる人に出会った日は,ラッキーラッキー大ラッキー!
Posted by ゆか at 2008.06.16 07:46
Edit
無題
子どもはみんなの宝、心も体もちゃんと育ってくれるように、ダメなものはダメ!って、その子を見つめている大人みんなが言ってくれるといいよね。ホントは。
でも実際はなかなかそうはいかない。
冷たい視線を送るだけの人のほうが、今の世の中多いかもしれないね。

でも、無力な母ではないと思うよ。
今はトラブル三昧のお子達でも、inchの言葉も気持ちもちゃんとお子達の心の奥底に届いて根付いてるよ。
母は、その根がいつか芽を出すまで、ひたすら懲りずに水をやり続けましょうよ。
そしたら、大人になったお子たちがきっとinchのように我が子以外の子どもたちにも、愛を持って「ダメだよ!」って言ってくれる日が来るよ。
お子達がinchの思いを託せる大人に育ってくれるよ(^^)

Posted by ゆづる at 2008.06.16 23:13
Edit
ゆかさん、そうだよね。
うちの子には「注意されるって幸せなことよ」何ていいますが、どのくらい伝わっているかなぁ。注意されてへそを曲げることも多いし。
ただ、なにか事故が起こってしまってから責任を追及したそうな表情で見られると、「ちょっと待ってよ、4歳よ」という正直な感情もうまれます。そばにいる大人の責任はないものかと。やっぱり、いってくれるだけラッキー、そして幸せっていうところなんだなぁ。
せめてみちくさだけでも、お母さん同士理解しあって、こどもたちの名前を覚えて、声を掛け合える環境になればいいんだけど。それだけでも、ずいぶん参加しやすい環境になるんだけどな、うちの場合。キツイ表情は疎外感を感じさせられるんだよなぁ。
Posted by inch URL at 2008.06.17 09:38
Edit
ゆづる~、やんちゃくれは、結構大変ッス。
NZの人はけっこう指摘してくれることが多いの。息子を高いところから下ろしてくれたのも、大きな声を出していた息子に(日本語しか分からないと知っていても)注意してくれたはもNZ人。だから、わたしはこの国にいるんだよ。

子どもって、家庭の中だけでは育たない。だからどんどん人とのかかわりの中でがんばって育ってほしいと思っているんだけど、その気持ちをときどき消極的にするのって、同じ日本人のなにげない視線だったりするんだよね。まだまだよわっちいママだよ。わたしは。
Posted by inch URL at 2008.06.17 09:45
Edit
そっかぁ。。。
日本では注意してくれないことのほうが断然多いかも。極端な話、危ないことしてるその子が結果死のうが生きようが関係ない。自分や自分に関わる人に悪影響があれば冷たい視線を送って信号を出すけど、それ以上のことはしない。
昔は近所のおじさんおばさんにもガッツリ怒られたりしたもんだけどね。

同郷の方たちからの冷たい目線はことさらにガッカリさせられるものだと思うけど、それに負けずに頑張ってよ!弱くなんて全然ナイナイ!
inchがよわっちいママなら、私はノミより小さい心臓の持ち主になっちゃうわ。
Posted by ゆづる at 2008.06.18 14:55
Edit
ゆづる、ありがとう。
ホント、難しい話なのかも。
だけどさ、怪我したらいたいのは子どもでしょ?
お母さんじゃないんだよね。事前に防げるならば、防ぎたいのよ。
自分の子どもが今、どこにいて何をしているか完全に把握するなんて年齢が上がればあがるほど難しいんだよね。自分のこどもをしつけるのももちろん大事だけど、よその子にも気を配る環境であってほしいし、そういう大人の中で子どもを育てたいと思う。
まあ、人のことをいえるほど、自分が何かできているかというと、疑問だけど、それでも、なにかしていかないと、って焦っちゃうんだよね。お母さんたちの交流が大事なのかなぁ。

Posted by inch URL at 2008.06.19 08:47
Edit
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ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

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