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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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 先週の土曜日は、「FUKUOKA DAY」という名のお祭りが、シティの中心アオテアセンターで開かれました。
オークランドと福岡市の姉妹都市20周年を記念したものです。

 写真のテントの下、実はすべて日本食の屋台なんですよ。
たこ焼きに、ラーメン、大福、餃子、コロッケ、焼きそば、すし・・・。
はじからはじまで、食べつくした~~い!!
と思ったものの、こんなときに現金をまったく用意していなかったママ。
(ニュージーランドでは、銀行のカードでどこでも買い物できるのですもの~~。)
結局、たこ焼きを子どもたちとシェアするだけで精一杯でした。
なんという、ミスをしてしまったんでしょう。
 
 それはさておき、海外に出ると日本にいた頃はさほど気にしていなかった日本の文化が、妙に恋しくなるものです。そういった気持ちを少しやわらげてくれるのが、こうした催し。
毎年「JAPAN DAY」というお祭りも開かれます。
 
 今回は、ホールで和太鼓の演奏。心にずんずん響いて、泣けてくる。(←友人に笑われてしまいましたが)
「あ~わたしってやっぱり日本人だわ~」
と再確認。

 お祭りの日は楽しいけれど、少し日本が恋しくなってしまう、そんな日でもあるのです。

 




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ニュージーランドに来たばかりの頃、あるお宅にお邪魔したときのこと。
日本人同士の間に生まれた、まったくの日本人の男の子に出会いました。
ニュージーランドで産まれたから、もしかすると国籍はニュージーランドになっているかもしれないけれど、どこから見ても、日本人。
そして、その傍らには、同じく日本人のお友達。
 
 そのときに使われていた言語、何だと思いますか?

 英語なんです。

 日本で私が今書いている文章を、他人事として読んだならば
「おおっ、バイリンガルだ~」
なんて短絡的に反応していたと思いますが、こちらで二年過ごし、娘が学校に通うようになり、娘の独り言や、けんかしたときに出る言葉が英語に変わってきたこの頃、少し焦りを感じています。

 日本語がいつか分からなくなるかもしれない。

二年前には思ってもみなかったことです。
 
「いつか、おじいちゃんやおばあちゃんと話ができなくなる日が来るかもしれない。
わたしは、それがとても寂しい。だから、一生懸命日本語で話しかけているの。」
 ニュージーランド人のだんなさんを持つ、一歳の女の子のママの言葉です。

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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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