忍者ブログ
                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





私の暮らすNorth ShoreCity から30分ほど北へ車を走らせたところの
Whangaparaoa という海のきれいな町からも優しい日本語が聞こえてきました。

地域の公共図書館の児童書や絵本を扱うコーナーの一角をかりてのお話会です。
新しい図書館でとても広々とした空間のなかでのおはなし会。
始まったばかりとのことですが、いやいや、かなり堂に入ったもの。
とても勉強させていただきました。
本を読んでくれたお母さんお二人はどこから見ても保育系のお仕事をされていたような
雰囲気をお持ちで、終始ニコニコ。私のようにいや~な汗などかいていません。
子どもたちもリラックスした雰囲気で、一緒に参加していた
お父さん、お母さんからも笑顔がこぼれます。

お近くにお住まいの方は、ぜひどうぞ。

日時  毎週月曜日 10:30~
場所  Whangaparaoa Library(ショッピングセンター敷地内)


いつかはははじめたいと思っていた、としょかんinchの団体かしだし。
こうした、少し距離のあるところにお住まいのお話会のグループと
うまく連携していきたいものです。
早くその形作りをしていかなければ。
PR


私は態度がデカイ・・・わりに小心者である。
そんなわけで、突然やってきた手術の番が来た知らせに
当日まで不安な日々を送っていました。

初めての手術。
考えるだけで、緊張してしまう日々。
そして、思い浮かぶのは、麻酔のミスとか、
ガーゼやはさみをを体内に置きっぱなしにして
傷口を閉じたというニュースばかり。
もしかしたら、何か起こるかもしれない、とこの一週間やったことといえば、

冷蔵庫内の掃除
洗濯機の下を掃除
それから、家計簿の整理
としょかんの本の登録の経過がだれでもみてわかるように整理整頓。
それから、めったに食べない日本製のおせんべいを食べる。
めったに子どもたちを乗らせないスーパーの前によくおいてあるような
のりものに、のせてやる。
「この子達の笑顔を見るのは最後かも~」なんて泣きそうになりながら。
手術直前の食事は友人の作るラーメンを大盛りサイズで食べる。

いやいや、手術直前まではほんとうに大真面目。
何か遣り残したことはないかと、必死でいました。
が・・・今思えば、なんだかあほみたいな自分の姿。
半ばあきれつつ、こういう日記が書けたことにほっとしています。

メールのお返事が遅くなったり、ブログヘのコメントが遅くなったのも
水曜日の手術のためでした。大変失礼しました。

金曜日には無事に退院し、自宅療養中です。
入院中の出来事は、また次回にお話させてください。



うちの子どもたちが寝るのはいつも遅い!
わたしがどんなに、早く夕食を作り、早くお風呂に入れたところで
結局寝てくれるのは21時を過ぎた頃。
遅い!
しかも、3人一緒じゃないと、寝ようとしない。
学校やら、幼稚園で疲れているはずだというのに、夜になるとハイテンション。
うるささも半端じゃありません。

週末が近づいてくると、こどもたちも疲れてきているのがよくわかります。
(でも、早く寝ようとする子はいない・・・)
そして、とうとう長男3歳が2時間半という短い幼稚園の時間に寝てしまいました。
お迎えの時間のにぎやかな中でも、息子は眠っています。
先生には、どうしてこんなに疲れているのか、何時に寝ているのかとたずねられました。
これだけよく寝ていれば、質問したくなるのも無理はありません。
上に書いた状況を話すと

「この時期はまだ12時間睡眠が必要なのよ・・・」

ああ、言われちゃったよ。
子どもを3人も育ててきているんだから、わかっていますよぉ。
子どもの健全な成長には十分な睡眠が必要なことくらい。
次にはきっとお決まりの「子どもの健康を考えて・・・云々」と続くんだろうと
構えていると、先生がこんな風におっしゃいます。

十分寝ていないと、本気で遊べないでしょ。

いや、参りました。
このコメント。先生は真剣な顔です。
カルチャーショックというのか、なんというのか、目を覚まさせられたような気分。
言葉で書くのは難しいのですが、
睡眠をきちんととっている子どものとそうでない子のキレる度合いのグラフやら、
成長曲線を見せられるよりもずっと私には効果的なコトバでした。
子どもには睡眠が必要だ!とすっと理解し、
実行しようと思わせてくれました。

子育てはすぐ結果が見えてこないから、不安だわ・・・と、
わが子の見えない将来をあれこれ考えるよりも、
いま「本気で」子どもたちが遊べるか遊べないのかを考えるのはずっと簡単。
ママの仕事の意味をはっきりと示してもらったような、そんな一言でした。
どうしてもおぼえていたくて、今日の記事となりました。




3月3日。
きのうは、おひな祭り。女の子の節句です。
日本ではスーパーにはひなあられが並び、雛人形の宣伝が増え、
その日が近づいてきていることにいやでも気づかされますが、
とうぜんこちらニュージーランドにはひな祭りなどあるわけもなく、
もしかするとこういう行事も忘れがち。
じっさい、節分の豆まきをすっかり忘れてしまった我が家なのです。

 海外にいても、やはり子どもたちに日本の文化を伝えていきたいと、
オークランド日本人会主催のおひな祭り会が、3日、日本領事館官邸で行われました。
図書館の活動を行っていることもあり、おひな祭り会で紙芝居の上演をお願いされ素人ながら、
参加してきました。(今更ながら、よくこのオファーを受けたよなぁ・・・と自分にあきれています)

参加者300人以上のおおきなイベント。
領事官邸の大きさにも驚きつつ、
紙芝居もヒヤヒヤしながら読んできました。

読んだ作品は、小さな子どもたちが多いということで、

 「このあな、なあに?」
 「ごきげんのわるいコックさん」

を。
前回のお話会より、参加者数も増え、年齢層も幅広くなっていることに躊躇しながらも
楽しむことができました。




そして、お話を終えて片づけをしていると、
おそらくハーフの男の子ではないかと思いますが、近寄ってきて・・・

「紙芝居、すっごくたのしかったよ!」
と言ってくれるではないですか!
「どっちがおもしろかった?」
と聞くと
「どっちも!またよんで~!」
と答えてくれました。年はまだ3歳くらい。ちょっと英語アクセントのある日本語で
お話してくれました。
いや、いや、これがたらまらなく嬉しかったんです。
こういう言葉を聞いてしまうと、がんばっちゃうワタシ。
おそらくこれがきっかけで、一生おはなし会を企画し続けるのではないかと
客観的に自分を見ていますが・・・さて、どうなることやら。

ニュージーランドでは、5歳のたんじょうびから、子どもたちは小学校に通いはじめます。
もちろん、入学式もないから、なんだかいつの間にか始まって、
気がつけば、一年が過ぎていた・・・そんな感じです。
なんだか覇気がないよなぁ。

そんななか、娘の同い年の幼馴染みからの電話で、
私の長女も日本にいたら今年の4月に新1年生になることを知りました。
(覇気がないのは私だな、うん。)
卒園アルバムを作ったり、卒園式の準備をしたり・・・
新しく通い始める小学校の制服の寸法合わせに行ったり。
と忙しくしているそう。

小学校に入学かぁ・・・。

私の小学校の入学式にまつわる思い出といったら、
事前に伝えられていたクラスとは実は違うクラスで、
当日、自分の名前が見つからず
「もう来るもんかぁ~!」と大騒ぎしたという、
なんだかなぁ~というもの。


娘を持ってみて思ったことですが、
小学校の入学式は子どものためのものというよりはむしろ、
お母さん、お父さんたちのためにあるのかもしれないですよね。
ここまでよく大きくなったね、と子どもとの日々を振り返り、
育児の節目を迎えたことを実感して、これからまたがんばろう、そんな気分にさせられる式。
・・・じゃないかなぁ?

私の周りにも、今年新一年生になる日本人の子どもたちがいます。
入学式まではできなくても、
みんなで集まってお祝いのご飯でも食べながら子どもたちとの日々を振り返る、
そんな時間を持ちたいなぁ、そんな風に思っています。


[7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15
こんにちは!
HN:
inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

calendar
04 2024/05 06
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カウンター
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]
Designed by astrolaBlog