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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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一日の始まりはコーヒーより、一杯のお味噌汁がおいしい。
寒い日はなおさら。

けれど、こちらニュージーランドでは日本で198円で買えたお味噌も500円以上。
毎日飲みたいお味噌汁も、毎日とはいかなくなってしまいます。

「それなら、つくってみよう!おもしろそうだしね。」

そんな思いつきで、日本に暮らす友人に麹を送ってもらって
今日は味噌の仕込みにチャレンジです。出来上がりの予定は8キロくらい。
それでも、我が家の年間味噌消費量には満たないけれど、まあ、物は試しです。

詳しい作り方は、インターネットの検索で調べていただいたほうがいいですが
大まかな作り方をご紹介。

1.大豆(約2キロ)を一晩水につける
2 大豆を6時間かけて軟らかく煮る。指で簡単につぶせるくらいまで。
3 ゆで汁を切った大豆をマッシャーなどでつぶし、人肌に冷ます。
4 塩(約900グラム)と麹(2キロ)をよく混ぜたものと 3を混ぜ合わせる。
 硬さはハンバーグの種くらいになるように、ゆで汁を入れて調節する。
5 容器へ入れる。

せっかくだから、子どもたちもお手伝い。

容器に入れるときに、ちいさなボールを作って容器にぶつけるようにして投げ入れます。
これは空気を抜くための作業。
だけど、子どもたちには泥んこ遊びのようなもの。
容器にうまく入らなくて床に飛び散るハプニングはあったものの、
たのしく味噌の仕込を終えました。

私にとっても、子どもたちにとっても、「味噌をつくる」作業ははじめて。
意外と簡単に作れることに驚きました。そして大幅なコストダウン。
おもしろいし、家計にも優しい。うまくいけば、体にも優しい無添加味噌です。

さて、あとは味。夏を越してどんな味噌ができるかな?


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朝の子供向け番組が終わると、たいてい通信販売の番組がはじまる
こちらニュージーランド。

階段でも使える安定したはしご。
とても50歳には見えないセクシーなボディーを作れる、トレーニングマシーン。
数秒でランチもパーティーの準備もできちゃう、フードカッターやブレンダー。

毎日毎日同じものが繰り返されるので、

英語を聞く耳を鍛えるのにもってこいだ!

そう思って、見るようになって1ヶ月。

「こりゃ~すごいね」
「これはすてきだわ!」

なんていう、使うときがあるんだかないんだか分からない
大げさなフレーズが私の頭にいくつか増えた一方で、
なんだか商品まで買いたくなってしまっている自分に気が付きました。
通販番組を繰り返す意味に妙に納得です。

日本にいた時だって、見向きもしなかった通販。それが・・・。

この商品。
ファンデーションひとつで、6つのメイク道具分の働きをすると言うもの。
ファンデーション、チーク、アイシャドウ、首の辺りにも塗って肌を美しく見せたり・・・。
それぞれ、メイク道具をそろえたら結構な額になるけれど、
これはひとつでいいそうで、
しかも、今回は二つでひとつ分の値段と来ています。

一ヶ月の間に、つもりにつもったこの商品への興味が爆発しかけたその時、
息子が一言。

「どろんこ、塗ってる~!!はは~(笑)」

通販会社の一ヶ月にわたるの私への営業活動も、むなしく消え去った瞬間でした。



子どもがスーパーで駄々をこねだしたら・・・?
子どもがおもちゃ売り場で「買ってくれ~!!」と大きな声で叫びながら、
大の字になってひっくり返ったら?
大事な話をしているときに、こどもが「もう帰るぅ~!!」と大声で泣き出したら?

どれもママとしては、一番避けたいシチュエーション。
焦るし、恥ずかしい。

「もうすぐ終わるから、待っててね。」
「今日は買うって約束していないよ、がまんしようね。」
なんて、声をかければかけるほど、声はどんどん大きくなっていきます。

「そんなのしばらく放っておきなさい。相手をしていたら、いつまでもこうしているわよ。
ただ注目がほしいだけなの。5分も放っておけば、あきらめるわ」

見知らぬ相手に不意に、言われました。
5分・・・この状況での5分。私にはとてもとても長いものでしたが、
相手にされないとあきらめたのか、確かに大騒ぎは収まりました。

また別の日。あまりに疲れ果て、大声で泣き叫ぶ子どもを放っておいたら、
「子どもを泣かせたままにするな」
そういわれました。そして、焦る私。

どっちがいいの?
そんなことを考えているんじゃないんです。

不意にかけられた二つの言葉に、私の中に子どもと接するときの姿勢に「核」がないことに
気づかされました。
その場、その場を何とかうまくやり過ごすことに、必死。

みなさんは、どうですか?





たっぷりお湯の張られた湯船にドボンとつかり、ザバーッとお湯が溢れてくる。
いやいや、これって結構シアワセな光景。
「水を大切に!」ということは十分わかっていますが、でもあのザバーッ、やっぱり、イイ。
まだまだ寒い日が続くこちら、オークランド。
やっぱり、肩まで浸かれる日本のお風呂が恋しいのです。
実は、我が家の近い将来の夢は、お風呂を日本式にすることなんですよ。

 我が家のお風呂は(ニュージーランドのほとんどのおうちが同じスタイルだと思いますが)、
ホテルで見かけるようなシャワールーム。バスタブの上にシャワー。
そして、洗い場などなく、床はフローリングと来ています。

子どもと一緒に入るとこれまた一難。
横一列に座って、湯船であったまったら、今度は体を湯船に入りながらジャブジャブ洗います。
これが、なんだかきれいになった気がしないもの。
(ホテルで皆さんどうやってお風呂に入っていますか?)
そして、もちろん狭い!
洗うのもあったまるのも、それから遊ぶのも、みんな湯船の中だから。

今日もまた、そんなお風呂の時間。
いつもよりも、多めに張ってしまったお風呂のお湯。
日本にいたら、ジャバ~ン!!なんて子どもたちに混じり、
私も飛び込みたくなるところですが、それはできない、隣は木の床。
そろり、そろりと入って見たけれど、やっぱり少し溢れてしまいました。「まずいなぁ~。床に水がしみこんで言っちゃうよ」
と床を拭いたあとに、床の強度を確しようと、体重をかけてみると
床がミシリと音を立てて、簡単にゆがみました。
どうやら、すでに床には水がしみこんでいた様子。

これは、もしかしてリフォームの日も近いかっ!?
嬉しいやら、懐具合が心配になるやら。



 本格的な冬を迎えた、こちらオークランド。雪こそは積もりませんが、雨が降ったりやんだり。時々、大きな雷。
そして、昨日は道路一面にひょうが積もりました。

「さ、さむ~い!!」

ニュージーランドでの暖の取り方。
暖炉、ファンヒーター、オイルヒーター、ガスストーブ、エアコン、みんなで布団にもぐりこむ・・・とさまざまです。
我が家の場合は、ときどき焼き芋を焼くのに使う暖炉と、ガスストーブ。

「ブルブルブル・・・。」

ガスストーブまでこの寒さに震えているかのような音を、立て始めました。
これは、もうすぐガスがなくなる合図。
いつもなくなるぎりぎりに音を立て始めるから、たちが悪い。
こんな寒い日に限って、暖炉で使う薪のストックも切れています。
しかも、頼みの綱、パパは不在です。

ガスがまだ引かれていない私たち家族が暮らす町で、ガスを使おうと思ったら、
日本と同様に配達してもらうか、
ガソリンスタンドで入れてもらうことになります。


時間はすでに18時30分を回っています。
19時にはガソリンスタンドも閉店です。
夕ご飯も後回しで、何はともあれ、走れ!ガソリンスタンドへ。

空になったタンクと、眠くてぐずぐず言っている二歳半の息子(17キロ)を抱え、車へ。
その後ろには、娘が1歳の息子の手を引きやってきました。

「さあ、乗れ~っ!!」

閉店準備中のガソリンスタンドへ駆け込み、なんとかタンクにガスが入りました。

暖をとるために、薪割りをしたりこうしてガスの充填のために夜遅くにうちを出たり。
そして、せっかく温まった空気が隙間だらけの我が家ではどんどん外へ逃げていってしまったり。
本当に大変だな~と感じつつ、ガスストーブに再び火が入り、こどもたちと
「火がついた~!」
と、さながらサバイバルでもしているかのように喜ぶ。
これもまた楽しかったりするから不思議なものです。


  注:オークランドにお住まいの方すべてが、このような生活をされているわけではありません。
    高気密住宅も建っていますし、部屋中あったかなおうちもあります。あしからず。



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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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