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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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T字路で事故はおきました。
わたしは、Tの字の縦線を走っていた車。
事故の相手はTの字の横線を左から走ってきた緑の車でした。
右折しようとしていた私は緑の車を見つけ、GIVE WAY白線で停車。
そのとき、緑の車はこちらへ右折しようと言う合図を出していました。
ところが、緑の車はスピードをさほど落とすこともなく、急角度でこちらの道に侵入。
そして、衝突です。まさか?まさか?と思っているうちに、車がぶつかってきました。
長男を幼稚園に送った数分後のことでした。


2日たった今。
それほど嫌な気持ちがないことに気がつきました。
きっと、あの時私を助けてくれた皆さんのおかげでしょう。

現場まで飛んできてくれた、友人の旦那様。
娘のお迎えに行ってくれた友達。
電話をこころよくかしてくれた女性。
事故を目撃した韓国人の男性。
事故の後心配して電話をくれたパパのボスのお母さん、そして大切なともだちたち。
怪我もせずに、事故後もニコニコしていた息子。
仕事で離れた場所で作業していたパパ。
おいしいコーヒーを入れてくれた友達。

事故にはあってしまったけれど、恵まれている自分に気がついて気持ちはあったかい。



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私は和菓子が苦手。
甘いお豆は体が欲しません。あんこ、羊羹はまずこの先、大切なともだちが
「食べてくれなきゃ、困る!」
と強引に勧めてこない限り、口にしないでしょうというもの。
けれど、見た目は本当に繊細で美しい和菓子。
子どもたちにも知ってもらいたいなぁと思い、9月の「みちくさ」に向けて子どもたちにもできる
和菓子はないかとここ1ヶ月ほどスタッフみんなで検討をしてきました。

実は「ねりきり」という和菓子を作ってみたいのです。
花の形やもみじの形など様々ですが、あの美しい和菓子です。
練りきりで、粘土遊びのように簡単なウサギをつくれないか、と。

餡子はキライだけれど、わたしも試作に挑戦。
まずは、店に出かけて白玉粉や水あめ、餡子など使えそうなものを探してみました。
・・・が、いやいや、粉の種類の多いこと!
多民族国家ゆえ(?)、白い粉は本当にたくさん。片栗粉のようなもの、
餅粉のようなもの、いやになるほど雑然とお店に並んでいます。
さて、どれが白玉粉?糯粉って?頭痛~い!


(みつけたものは、果たして白玉粉?左上は棒寒天!
なんだか無性にところてんが食べたくなって衝動買い。)

Glutinous Rice Flour? RICE FLOUR? STARCH?
和菓子の知識がないことに加えて、粉の種類もわからないわけだから、
英語だの中国語で表記されたら、ますますわからない。
買い物に出かけてこれほど頭を使ったことはないというほどに頭を無駄に回転させ、材料入手。



そして出来上がった、練りきりを明日のミーティングでみてもらって、
「みちくさ」でできるか、再検討。どうなるかしら。










続・ひじきへの思いです
知人に頼んだ450g入りのひじき。間もなく届きます。
・・・が!?
ひじきがニュージーランドへの輸入ができなくなったとか。うそぉ~!!!
今回注文した業者が抱えている在庫の最後の一袋だったとかで、
ニュージーランドでひじきを食べることが不可能になったそう。

業者さんいわく

ニュージーランドでひじきをたべるには密輸しかありませんね・・・。

そ・・・そんなぁ。
地味なひじきのとりこになっていた私。
なんとなく恋に破れたような気分です・・・。(慣れてるけどさ)


部屋を暖めるもの。
ガスストーブに電気ヒーター、それからエアコン。
いろいろあるけれど、我が家は暖炉。
暖炉に火を入れるという作業、なかなか好きな仕事です。
だけど、薪割りと薪ひろいはパパの仕事。

街中で薪ひろい

無理な話のようですが、意外とこれができるんです。
FREE FIRE WOODと書かれた看板の後ろに建築廃材の山。
輸送の際に台座として使うパレットの山。
最初はごみを拾っているようでなんだか気分がよくなかったけれど、
これが意外と普通なことのよう。
後でひろいに来ようと思って家に帰ろうものなら、戻ってきたときには跡形もなくなっていたり、
車には入らないなぁ~なんてパレットの前で考えていれば
ブ~ンとトレーラーを引いた車が止まりあっという間に持っていってしまったり。

そんなキウイスタイルに鍛えられた我が家。
そしてパパの一言。
「薪を買って燃やしているとお金を燃やしている気分になる」
・・・確かに。

そんなこんなで、街中での薪ひろいのときは、必ず手斧をもっていくようになりました。
大きくても、ある程度の大きさにしてしまえば、家庭用の自動車でも結構運べるものです。
最近めっきり寒くなってきたこともあり、仕事帰りに薪の山を見つけると
パパは車につめるだけ積んで帰ってくるようになりました。

が・・・先日の買い物帰り。
なんと、チェーンソーやら電動丸のこぎりを持参でやってきた薪ひろい家族に出会ってしまいました。

かなわないなぁ~と苦笑いしているわたしのとなりで
「充電できる電のこかぁ~。」
となにやら計算を始めているパパの姿に、どこまで進むんだ、パパのキウイスタイル・・・
と不安になってしまいました。





台風の日は、なんだかドキドキ、わくわく。
増水した川辺に行って流れていく車を見て大騒ぎした父。
強く吹く風に向かってどれだけ走っていられるかを一人楽しんでいた母。
そんな夫婦の間に生まれた子どもたちも脈々とその血を受け継ぎ、
先日の嵐の夜は興奮気味でした。
大きく揺れる電線、ガラス窓ががたがた音を立てる、
いつもと違う様子にドキドキしている様子でした。


そんな嵐の夜を越え、朝起きてみると、どこもかしこも電気がつきません。
停電です。
この寒い中、ヒーターもつかず、キッチン周りもほとんど稼動しません。
さて・・・朝ごはんはどうしよう・・・。
あいにく、パンもシリアルもありません。
ご飯も炊けないし、お湯も出ない。
さて、どうしたものか・・・。
その一方でこどもたちは電気がつかない家の中を探検中。
ちょうど2週間ほど前にも、我が家の周りだけ停電したこともあって、こどもたちはなれたもの。
懐中電灯を持って、大騒ぎ。

おいおい、そんなに騒いだらおなかが減るだろうがぁ・・・
少しでも、静かにしてエネルギーの消費を抑えろよ~
なんて思っても、子どもには関係なし。
次はハッピーバースデーのろうそくを出すか!なんて騒いでいるだけ。

そんなこどもたちを尻目に、朝ごはん・・・と食料の入った棚をごそごそやっていると
自転車用ヘルメットをかぶって懐中電灯をもち、
それぞれのお気に入りの人形を抱えた、探検隊がそばにやってきました。

「おなかすいた~」

ああ・・・きたかぁ。
「食べるものがないんだよ。電気が使えないから」
そういうと長女が
「暖炉でやきいもする~!」
と一言。
「あ!そうかぁ~」
と母。

いやいや、便利さに慣れてしまった大人を実感した一瞬でした。
そして、暖炉に火がついた頃、電気も復旧したのでした。





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ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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