ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
朝晩冷えるようになってきた、こちらオークランド。我が家は築80年のボロ屋なので、隙間風がスースー。真冬になると、家の中にいながら外でキャンプをしているような感覚が味わえます。
それはさておき、そろそろ冬支度を、と衣替えをしました。
「一日のうちに四季がある」
といわれるように、ニュージーランドは朝晩冷え込むものの、日中は半そでで過ごすことができる日も少なくありません。そんなわけで、夏服を完全にしまいこむことはせずに、寒さをしのげるコートやジャケットなどを引っ張り出してくるだけの簡単な衣替えなんですよ。
それからついでに、暖房器具もチェック。写真はガスストーブです。大型で、キャスターがついていてどこにでも移動できます。・・・そう、どこへでも。
なんだか不思議な感じがしませんか?日本だったら、ストーブはガスホースにつながれ、固定されているのが一般的ではないでしょうか?
それから、わたしが暮らす町には、まだガスのラインが通っていません。それじゃあ、ガスはどこから?
このストーブをひっくり返してみると、その答えが分かります。そう、このストーブ、ガスボンベを積んでいるんです。だから、移動も自由自在なわけです。そして、ボンベに入れるガス(ガスの宅配会社もありますが)は、ガソリンスタンドで入れてもらいます。
重たいボンベをひょいひょい担いで、ガソリンスタンドの中を歩く人の姿を多く見かけるようになる季節も、もうすぐです。
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「イースターバニーが来たっ!!」
普段、帰り支度に手間取ってなかなか教室から出てこない娘が、めずらしく早くできたと思ったら、このせりふ。どうやら、今度は学校にやってきたようです。イースターバニー。
ことの始まりは、朝。登校してきた子どもたちは、校庭に、たくさんの大きな足跡を見つけました。しかも、それはこどもたちの教室に向かっています。
「もしかして?もしかして?」
はやる気持ちを抑えながら(ほとんどみんな走り出していたけれど)教室に入ると・・・・!!なんと、かごいっぱいの卵形のチョコレートが目に入ってきました。もう、こどもたちの興奮はとまりません。
「どこだ?どこだ?」
今度はイースターバニーを探し始めました。教室の中、校庭の草陰、すべりだいの下。でも見つかりません。そして、そんな子どもたちをよそに授業スタートのベルが鳴ったのでした。
帰りに娘が持って帰ってきたのが写真の工作。箱型で中にはチョコレートとペイントしたゆで卵が入っていました。授業中にイースターバニーが実際にやってきて、この箱にチョコレートを入れてくれたのだとか。
まだまだ、興奮し続けているこどもたち。学校から出る前にもう一度イースターバニーはいないかと、探し出しました。
「あっちの教室の裏は?」
「いなかった!そっちは?」
とさながら、何かの捜索隊のよう。
「もうきっと帰っちゃったんだよ。そろそろうちに帰ろうね。」
と子どもたちをなだめながらも、バニーに会いたくて最後まであきらめきれずキョロキョロしていた、わたしなのでした。
明日から、ほとんどの学校がお休みに入ります。ちょっと短く約二週間です。
スクールホリデーに入ると、「ああ、移民の国だな~」と実感させられます。というのも、休みを利用して自国に帰るお友達が多いから。なかなか普段会えない故郷のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに、また、友達に会いに、みんなうれしそうに帰っていくのです。
休みが長ければ長いほど、帰る人数も多くなりその期間も長くなります。年に一度から二度、という家族が多いかもしれません。
見送ることの多い我が家は、いつもホリデーになると、わくわくするというよりは、逆になんだか寂しくなってしまいます。
「せっかくのお休みなのに、大好きな友達がいない・・・。」
という、娘の独り言が増えるからでしょう。
今回のホリデーも帰国されるお友達がいます。韓国人の女の子と、台湾人の男の子。そして日本人のお友達。
「いってらっしゃい。帰ってくるのを楽しみに待ってるよ。」
って言えるかな?
スクールホリデーに入ると、「ああ、移民の国だな~」と実感させられます。というのも、休みを利用して自国に帰るお友達が多いから。なかなか普段会えない故郷のおじいちゃん、おばあちゃんに会いに、また、友達に会いに、みんなうれしそうに帰っていくのです。
休みが長ければ長いほど、帰る人数も多くなりその期間も長くなります。年に一度から二度、という家族が多いかもしれません。
見送ることの多い我が家は、いつもホリデーになると、わくわくするというよりは、逆になんだか寂しくなってしまいます。
「せっかくのお休みなのに、大好きな友達がいない・・・。」
という、娘の独り言が増えるからでしょう。
今回のホリデーも帰国されるお友達がいます。韓国人の女の子と、台湾人の男の子。そして日本人のお友達。
「いってらっしゃい。帰ってくるのを楽しみに待ってるよ。」
って言えるかな?
コアラのぬいぐるみです。少し大きいですが、おもちゃやさんにいけば、簡単に手に入りそうなものです。
だけど、これはただのコアラのぬいぐるみじゃ、ないんです。だれもがほしいと願う、憧れのコアラなんです。
娘は今日、誇らしげな顔で、このコアラを大事そうに胸に抱えながら、教室から出てきました。そう、これは学校からやってきたんです。
どうして、学校から?そして、どうして娘は誇らしげな顔をしていたのか?わかりますか?
これは、実はごほうびなんです。例えば、字を書く練習をがんばってやった、友達にやさしくできた、お手伝いをすることができた、理由はさまざまですが、毎日クラスの中で一人だけ選ばれる、"Super Worker"に与えられる、名誉あるごほうびなんです。Super Workerは、今日一日このコアラと遊び、夜には一緒にベッドで眠ることができます。そして、翌朝、コアラとどんなことをして過ごしたのかを、みんなの前で話すのだそうです。人気者のぬいぐるみと、一晩過ごせることが、こどもたちにとってどのくらい特別なことか、想像できますよね♪
ニュージーランドの学校じゃ、宿題なんて出ないでしょ? なんて思っていませんか?
もちろんあるんです、毎日。学校や学年によっても違いますが、娘の通う学校の最年少クラス(Year1とよびます)では、読みの宿題。20センチ四方の絵本を写真にも載っているバックに入れて、毎日持って帰ってきます。今日は"Monky is going to the river."(さるがかわにいくよ)"Hippopotamus is going to the river."(かばが川に行くよ)というシンプルな文章が、カラフルな絵とともに書かれています。さるやかばのほかにも象や水牛なども登場しますが、いずれもis going to the river.と続きます。こどもたちは文章を指で追いながら、声を出して読んでいきます。わからない単語があったときは、挿絵をヒントに。
明日はどんな本かな? 楽しみです・・・なんていっていられるのも今のうち!?
こんにちは!
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inch
性別:
非公開
自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。
図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。
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