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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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♪You are girl~!You are boy~!(適当なリズムをつけてお歌いください)

首やら、おしりやら振り振りしながら、指をさして友達をからかう姿が、
教室などで見られるようになって来ました。
初めて異性を意識する時期にさしかかったのかもしれません。
私もそんな時期があったのを覚えています。
「男子~!!」「女子~!!」(適当な抑揚をつけてお読みください)
皆さんにも覚えがありませんか?

キスや抱きしめる行為を見慣れているお国柄だから
そんなに騒がないだろうと思っていましたが、
街中でそんな光景を目にすれば、
“They are kissing!!"
と一騒ぎ。

そんな子どもたち、手をつなぐという行為すら、
少し照れくさくなってきた様子です。

散歩中のこと。
息子と手をつなぎ歩く私の後ろから娘が一言。
「ママ、結婚式だ~!!」
とにやにや。やれやれ、また始まったか~、と思いつつも
「でもこの間まで、弟と結婚するって言ってたじゃない。どうしたの?」
「もういいの!弟とは結婚しないことにしたの。」
「ふ~ん。じゃあ、どうするの?」

「私はね~、歌います!」

結婚披露宴の影響・・・でしょうか?


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二週間くらい前のことです。

電話が鳴ったので、リビングから電話のある玄関に向け小走りに。
そこで事件は起こりました。
皆さんも一度は体験したことがおありかと思いますが、足の小指をドアにぶつけ、うずくまる・・・。
久しぶりにやってしまいました。

でも、なんだかいつもと違いました。
いやな音がしたぞ。
どんどん腫れてきたぞ。

 もともと、わたしの足の小指は、不恰好な感じですが、いつもにまして、ひどい。
しばらくすると、歩くのもきつくなってきました。
一晩様子を見ようと、ベッドに入りましたがどうにも寝付けない。
そんなわけで、24時間開いているお医者さん、SHORE+CAREへ。
普段は、GPと呼ばれるかかりつけのお医者さんに見てもらうところですが、
SHORE+CAREは、こういった緊急の場合や、GPが閉まった後などに診てもらうことができます。
診察料は、GPよりも、ずいぶんかかってしまいますが、今回はいた仕方がない・・・。

 診察をしてくださった先生。
「こりゃ~、見るからに折れているね。
レントゲンとってもいいけど、意味ないんじゃないかな~。
これは間違いなく折れている。しかも、もう60ドル(5000円弱ぐらい)くらいかかるし。」

「なるほど~。じゃあ、レントゲンはいいです」

「そう?で、場所が場所だけに、ギブスなんて巻けない場所だ。
 できるのはこんなところだよ~。」

と、折れた指の支えとして選ばれた隣のお姉さん指とともに、
テーピングを二本、くるっとまかれて診察終了。

痛みで、すっかり忘れていました。
ニュージーランドは過度のケアをしないこと。
この国の医療体制に問題がないわけではありませんが、基本的に自分で治せるものは治す、
そういうスタンスです。

そうそう、話は戻って、怪我の原因の電話。
テープに吹き込まれた不動産のセールスだったんです。
もう、コメントもできません。



昨日、娘が学校からもって帰ってきたつづりの練習帳。
どれどれ・・・と中身を見てみると、こんな言葉が。

"Clever sausage!"

cleverは「賢い」、の意味。子供をほめるときに
"Clever girl!"
などといい、よく使われます。日本語で訳すなら、「すごいね~、うまいね~」という感じでしょうか。Cleverはいいとしても、sausage(ソーセージ)とは・・・?

 ソーセージって言ったら、見方によっては脳みそにも見えるから、
「賢い脳みそ持ってるね~」
ってことかしら?
 それとも、先生ったらおなかがすいていて、スペルをまちがえたか・・・?

 そこで、ニュージーランド人のお友達に尋ねてみました。
すると、ソーセージは子供たちを呼ぶときに親しみを込めて使う言葉なのだそう。日本語でいうと、「おちびちゃん」「おじょうちゃん」「坊ちゃん」といったところ。ソーセージのほかにも、pumpkin(かぼちゃ)や、banana(バナナ)も使うのだそう。そういわれても、なんだかすっきりしないのが分かったのか、
「考えても、ソーセージに意味なんてないのよ。これは、言葉の遊び。」と、友人。
 
言われてみれば、日本語にもそういうことありますよね。例えば、
「驚き、桃の木、山椒の木」
これを説明するのは、う~ん無理ですね。






髪の毛は、ショートカット。
つんつん、立っている。
真っ赤に染めていたこともある。

70年代のファッションを好む。
この間はいていた大きな青りんごの柄のスカートは、ひざ上15センチ。
それから、サングラスは必需品。

ピアスを身に着けている。
耳はもちろん、鼻や唇にも穴があるらしい。

厚底のブーツ、それから小さなリボンの付いたピンヒールがお気に入りらしい。

ときには、黒い皮のジャケットをはおる。
また、ときにはフリルのたくさん付いたキャミソールを。


だ~れだ?


忙しくても、挨拶をしたら優しく抱きしめて、答えてくれる。

不安なときは、いつでもそばにいてくれる。

字がとても上手。

パソコンだって、できる。

お手伝いができたら、小さな賞状を作って、みんなの前でほめてくれる。

英語が分からないことを友達に笑われたとき、
「あなたのできない日本語ができるのよ」
そういってくれる。


だ~れだ?


これが、娘の担任の先生。



 今日は、アンザックデーで祭日です。明日から、学校がスタートします。
 
 さて、アンザックデーとは?
 第一次世界大戦でオーストラリアとニュージーランド連合軍がトルコのガリポリという地で、激しい戦いに挑んだ日を記念して退役軍人の功績を称える日です。アンザックデーのANZACとは、Australia and New Zealand Army Corpsを略したもの。

 戦争について議論するつもりはありません。
 ただ、私は思います。
 「目の前の子どもたちを、顔を見たこともない人たちを殺しに行くような場所に連れだしたくはない」
って。

 そのために、親として、大人として何ができるだろう。私にとって、アンザックデーは日本の終戦記念日や原爆投下の日同様に、そんなことを考えるきっかけとなる、大切な日です。

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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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