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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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あっという間に4年目を迎えたみちくさの活動。
この活動は、
絵本の貸し出しをスタートしたのとほぼ同時期に始まりました。
育児中に人と集うことが
こどもたちにとっても、お母さんたちにとっても
力や笑顔をくれるものだと気づいたことが大きな理由でした。
そして、日本、ニュージーランド国内から寄付していただいた
図書の利用を少しでも広げていきたという願いもまた、
その理由のひとつでした。

そして、今。
活動の目的で、「子どもたちが主役」とうたっているものの、
むしろ「みちくさ」は、おとなのためのものではないか、と
最近強く思うようになっています。

子どもの歩幅にあわせ、いっしょに泥道を歩き、
水溜りがあれば、いっしょに飛び越える。
高く水しぶきを上げてみるのもいい。
こどもの時間の流れにあわせる術を、
意外なほどわたしたち大人は持っていないことに
気がつくことができる活動になってほしいと願うようになりました。



わたしも活動を始めたばかりのころは、
子どもたちがスムーズに動けるように、
そればかりに執着していたように思います。
もちろん、現在も、プログラムを作るときには、
ある程度の準備をし、
どの部分で子どもたちに試行錯誤を楽しんでもらおうかと
考えてはいますが、
一番大事なのは、当日のあのみちくさの部屋の中であり、
2時間の尺の中で、やれることをやること。
たとえばもし、時間が足りなかったとしても、
足りないものが出てきたとしても、それでいい。
時間がないのなら、外で続きをやることもできる。
外で食べたカレーおいしかったもの!ね。)
足りないなら、分ければいい。
気に入らないならケンカもすればいい。
次があるのだから、今度はもうちょっとうまくいくように、
作戦を練り直せばいい、そんな風に思うのです。
それが、みんなで納得できているグループにしていきたい
そう思うのです。


子ども時間に合わせるって本当に難しいことです。
大人にはやることがいっぱいあるから。
でも、きっと子どもたちにもやることがいっぱいあるんだ、って
みちくさを通し、わたしは学んだように思っています。



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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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