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                    ニュージーランドにほんごえほんとしょかんinchの活動と子どもたちの生活を綴っています。
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お化けの格好をして一軒一軒家を回って
「お菓子をくれないと、いたずらするぞ~!」
といいながら、お菓子をもらう子どもたちにとってはたのしいたのしいイベント。
イギリス系文化の色濃いニュージーランドとはいえ、
やっぱり楽しいことは、楽しい。
地味ながらも楽しんでいる子どもたちの姿が見られました。
我が家のこどもたちは、去年まではかわいいおばけたちを待つだけだったけれど、
今年は、例に漏れずドアをノックして回ることにした様子。

・・・・が、コスチュームがない・・・。
結局、娘はお気に入りの犬の着ぐるみ、息子たちはとりあえず、甚平に長靴。
どこから見ても、ハロウィンではない・・・。
ちょっと気になりながらも、娘のクラスメートのコスチュームで
その辺はフォローしてもらうことにして、出発。

最初はなかなかもらえず、子どもたちも消極的に。
けれど、裏の友人宅でもらえたお菓子に味を占めたのか、次から次へとチャレンジ。



「待ってたよ」と、用意しておいた手づくりのクッキーをくれるおばあちゃん。
「家には何にもないけど・・・」といいながら、お庭で大きく育ったオレンジをもいで
子どもたちのバックに入れてくれたおじいちゃん。
娘たちの訪問でハロウィンだと知り、大急ぎでスーパーへを買い物ににでかけた人。
「お母さんも大変ね~」といいながら、表通りで待っていたわたしにまで
キャンディーをくれたおばあちゃん。

なんだかたのしかったなぁ。

子どもたちはといえば、お菓子をくれれば、うれしそうな声を上げて走ってもどってくる。
留守だったり、くれなかったりすると、しょんぼりかえってくる。
その一喜一憂がかわいらしくて、結局2時間。
最初はからっぽだったビニール袋が、ずっしり重くなっていました。
当分おやつはいらないね、というわたしの言葉に、
「あしたもやる~?」と盛り上がっている子どもたちの笑顔がよかったなぁ。


(パクパク食べながら歩いていた子どもたち。
もらったお菓子はもっとあったはず。)

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ほしいけれど、使ってみたいけれど、なんだか贅沢なような気がして、
なかなか買うことのできないキッチン用品ってありませんか?

圧力鍋
フードプロセッサー
ミキサー
ホームベーカリー
片手でもって、卵白の泡立てに使う自動泡だて機(っていうんだっけ?)

手作業に勝るものはないのだと、妙な確信をもっていた。
だから、なんどパンが膨らまなくたって、ひたすら生地と格闘。
なんど豆腐作りの過程で大豆を細かくすりつぶさなくては
いけなくたって、すり鉢でご~りごり。

けれど、たいせつなすり鉢がとうとう壊れ、
1日一本のビールをやめて、買ってみることにした。
フードプロセッサー。


い・・・いやぁ、すごいんだわこれが。今更ながら。
何でもできるような気分になってくる。
パンの生地も、ハッシュドブラウンポテトのためのお芋の千切りもあっという間。
子どもたちと一緒に
「うお~っ!すごいすごい!」
と歓声を上げながら、スイッチを入れたり切ったり。
野菜を切るだけかと思ったら、パン生地だの、卵白のあわ立てだの
チーズをおろすだの、なんだかすごいぞ。

料理上手になったような気がしているけれど、気がつけばやりたかったのは
豆腐のための大豆のすりつぶし。
フードプロセッサーをつかった料理のレシピなんてよくしらない。
そんなわけで、現在立ち往生。
やっぱり、贅沢な買い物だったのかなぁ~?

普段の土日休みに加えて、月曜日はLABOUR DAY(日本でいう「勤労感謝の日」)。
そんなわけで、3連休です。

土曜日は出張図書館とみちくさ
あとの二日はどこへ行くでもなく、家の修理や整理整頓、そして今年も味噌作り。
子どもたちは、庭と裏の空き地でお花摘み。


(売れたはずの裏の土地。おうちがなかなか建たないので、
雑草だらけ。大人の背丈以上の草が茂っているところも。
子どもたちにはちょうどいい遊び場。)

去年は8キロ作って、あっという間に消費してしまったので
今年はその3倍量にチャレンジしようと計画中ですが、これがまた
大きい鍋があるでもなく、圧力鍋があるでもないので
ぐんぐん作業が進むわけではありません。
数回に分けて作ることにして、一カ月がかりの作業。
その第一回目です。

6時間、お豆をぐつぐつ煮て、それをつぶし、麹と混ぜて、樽(・・・という名のゴミ箱)につめる。
意外と簡単な作業ながら、気がつけば二の腕がかなりの筋肉痛。
怠けきった体を実感・・・というか、知らないふりをしていただけですが、
ちょっと運動でもしようかな・・・そんな気持ちになった3連休となりました。



味噌は10ヶ月後には食べられるとか。
昨年私の味噌をほめてくださった皆さん、おたのしみに。



主に5歳以下のこどもたちの健康の管理・維持のために働く大きなボランティア組織Plunket。
無料で子どもたちの身長体重などの計測、育児アドバイスなどを行っています。
そのPlunketが今週、集中的に募金活動を行っています。

実は、先週Plunketから電話が。
募金をしてほしいという内容だとすっかり思い込み、「もちろんよろこんで!」なんて答えたわたし。
この間の日曜日にPlunket事務所の方が寄付集めセットをもってやってきたときには、
情けないやら、こりゃまいったなぁ~トホホ~なんて、自分の英語力を責めたものです。
けれど、ニュージーランドにやってきてすぐに妊娠・出産をしたときにたくさん助けてもらったわたしが、
それを断る理由などあるはずもなく、寄付活動のお願いをして回ることになりました。

アジア人がつたない英語でやってきてなにやらお願いしている姿。
きっと異様に見えたことでしょう。
IDカードを見せて、納得してもらうことも多かったなぁ。
決められた地域約60軒をまわり、うれしい思いも、いやな思いもたくさんしました。

最後に訪れたお宅でのこと。
実は、一度伺ったのですが留守番のお兄ちゃんだけで、お金がないから
もう一度来てほしいといわれたお宅でした。
社交辞令かもなぁ~なんて思いつつも、ドアをノック。
すると、お父さんが「待ってたよ!」と寄付をしてくださいました。
「アジア人のお母さんが、来るとはビックリだね。
こどもが3人じゃ、たいへんだろう?」
と、すてきな笑顔。疲れも吹き飛びます。
本当は望んでこのボランティアをやったわけではなかったことなどを伝えると、
「あなたが、今回のボランティアで得た思いはめぐるものだよ。」
と言われました。

訪れた先で、以前このボランティアをやったことがあるというお母さんも数名。
本当に大変だったのよ、といいながら、笑顔でご寄付をくださいました。
そうしたどのお母さんもお子さんをお持ちでしたが、
Plunketの支援の必要がない世代に成長していました。

最後に訪ねたお宅のお父さんの言葉。
すこし分かったような、そんな気がしています。



Plunketホームページ



さくらを植えました。
とても好きな木だから、なにか特別なことがあったときに植えよう、
そんなふうに決めていました。
だけど、「特別なこと」は漠然としたもので、何か達成したい大きな目標が
あったわけではありませんでした。


そんな中、うれしい便りが届きました。

友人が無事に出産したこと。
友人が妊娠したこと。

そして、ここ最近続いている青空。

そうしたことが、「特別な日」となって、さくらを植えることにきめました。
どうか大きく育ちますように。







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こんにちは!
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自己紹介:
ニュージーランドの北島、オークランド近郊で文庫活動を行っています。
週に一度の本のかしだし、月に一度みんなでわいわい工作やお料理、絵本を楽しむみちくさを運営しています。

図書利用をご希望の方、みちくさへご参加ご希望の方は、カテゴリー内の「はじめに」をお読みください。

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